ボードゲーム 2003年




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2003年
皇帝年間ゲーム大賞 「タージマハール」 原題:Tadsch Mahal 

最終ノミネート 「原始スープ」 原題:Ursuppe

2003年皇帝年間ゲーム大賞 選考過程
[ノミネート作品](プレイして面白いと思ったもの、この中から大賞が選出される)
・原始スープ(ボード) 原題:Ursuppe
 原始地球が背景で、アメーバが様々な進化を遂げて生き残りを模索するゲーム。獲得した進化カードにより劇的な効果が引き起こされる。VPはアメーバの数と進化カードの数で決まるので割と単純のように見えるが、その実アメーバはエサがなければ死んでいくし、進化カードの数は毎ターン変わる紫外線の強さで制限されるわで点数を維持するのも楽ではない。VPの進み方が「馬飛び」式なため、一度置いていかれるとそのまま最後尾を走って追いかける悲しい展開になる。

・アメン・ラー(ボード) 原題:Amun Re
 15あるエリアを競り落としていき、農民、建築資材、カードの3要素を買い揃えてVPを競う。農民は資金を産み出し、建築資材はピラミッドに変わってVPを稼ぎ、カードはVPや資金を補助する。ユニークなのは全員の握りこみによる今年の貢物フェイズで、これにより神アメン・ラーの機嫌が上下し、それに従い豊作不作が決まる。貢物多き者は神の加護により資材やカードが提供され、これがまた微妙に勝敗に影響を与える。そして一度全ての人々はナイルの氾濫により流されて、遺されたピラミッドや資材をめぐって再び15あるエリアは競りの狂乱に巻き込まれる。5人が最適という貴重なゲーム。

・タージマハール(ボード) 原題:Tadsch Mahal 
 ジレンマがテーマのクニッツァ作品。エリア毎にみんなで5つの要素を競り落とし、その結果に応じてVPを稼いで競うのだが、5つもあるとどれに注力したものか非常に悩ましい。戦力はカードによるのだが、このカードの補充方法が毎ターン2枚以外には、初手リタイアによる1枚くらいしかない。かわすべきところはかわして、重要エリアでガツンと稼ぐのが定石。駒の連結ボーナスも馬鹿にならないし、様々な勝ち筋がある名作。

[その他今年初めてプレイした作品](大賞の選考外)
・エントデッカー(ボード)
・Basari(ボード)
・SAMURAI(ボード)
・騎士の幸せ(ボード)
・アトリビュート(カード)
・アルハンブラ(ボード)



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