ボードゲーム 2005年




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2005年
皇帝年間ゲーム大賞 「ハイソサエティ」 原題:High Society

選考理由:
 クニツィア往年の名作リメイク版。シンプルな競りゲームで、存在するのは1から10までの点数カードと、特殊カードとして×2が2枚、1/2と-5と1枚捨てカードが1枚ずつ。これをエンドレスオークションで競り落とすだけ。マイナスカードは最初にパスした者が引き取らされる。基本的に合計得点の高い者が勝者だが、ただ一つ、持ち金が最低の者は勝敗判定の前に足切り。がんばりすぎると最下位になるというとてつもないジレンマが強烈。このシンプルなコンポーネントの中に、競りゲームの真髄が込められている。

最終ノミネート 「ルイ14世」 原題:Louix XIV
選考理由:
 タイトルどおり、フランスの太陽王を中心とした社交界でVPを競うリソースマネジメントゲーム。独特の貴族カードの配置が機能的かつ美しい。基本的には影響マーカーによる競りなのだが、対象の貴族は12人もいて、またそれぞれに勝利条件も報酬も異なる上、配置できるのは配られる手札次第ということもあり、なかなか思い通りにいかない。ゲーム中ずっと効果を発揮し続ける使命カードのパワー差もあり、ちょっと運の要素が入っているものの、手札の制限からいかに影響マーカーを配置するかが悩ましくも楽しい。

2005年皇帝年間ゲーム大賞 選考過程
[ノミネート作品](プレイして面白いと思ったもの、この中から大賞が選出される)
・マヤ(ボード) 原題:MAYA
 ピラミッド建築ゲーム。資材を競り落とすフェーズ、その資材を組み上げるフェーズに分かれ、特に競りの方が秀逸なシステム。落札ポイントの大きいものが勝つのは当然なのだが、手持ちの残存ポイントがそのまま運搬力となり、運搬力を超える資材は入手できないため、とにかく勝てばいいというわけにもいかず、計算し尽くした競りを必要とする。資材組み上げも、毎ターン土台から少しずつ崩れていくシステムが微笑ましく、無名ながらかなり戦略的な好作品。

・ルイ14世(ボード) 原題:Louix XIV
 最終ノミネート受賞。

・サンチアゴ(ボード) 原題:Santiago
 プランテーション経営の水源争い。基本的には競りゲームなのだが、アンダービッドが可能なシステムで、最高ビッドで水利が得られるのはもちろんだが、最低ビッドが水源の番人になるのがミソ。賄賂は複数プレイヤー合同で渡せるため、いかに利害の一致する共同経営者を見つけるかがポイント。

・マニトゥ(カード) 原題:Manitu
 ジャンケン関係のバッティングゲーム。バッファローを狩って生活するインディアン部族を表現。3箇所あるバッファローの群れに各部族の狩人が押し寄せ、各群れで合計数字の一番高い部族がバッファローを取る。これだけだと何にも面白くないが、狩人を狩る戦士という存在がいるのが悩ましい。戦士は他部族の狩人を捕まえて、身代金をとれるということでこちらもVPを稼げる。手札は全員一緒だが、3ラウンドの戦力分配の思惑がぶつかり合って展開は意外に幅広い。

・ハイソサエティ(カード) 原題:High Society
 大賞受賞。

[その他今年初めてプレイした作品](大賞の選考外)
・Geshenkt(カード)
・ゴキブリポーカー(カード)
・Tripla(ボード)
・Q-Jet(ボード)
・皇帝の影(ボード)
・Pic-A-Dilly(ボード)
・バベルの塔(ボード)
・STEAM TUNNEL(カード)
・OLTRE MARE(ボード)
・ファブ・フィブ(カード)
・庭小人協会(ボード)
・Shadows over Camelot(ボード)
・Diamant(ボード)
・スティヒルン(カード)
・BOOMTOWN(カード)
・シシリアーノ(カード)
・Saboteur(カード)
・Warriors(カード)
・Quo Vadis?(ボード)
・アフリカ(ボード)
・Space Beans(カード)
・幻影奇譚(カード)
・ライン公国(ボード)
・Queen's Necklace(カード)
・ワイン蔵(カード)



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