トゥデイ>皇帝、福引きに挑戦するの巻


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 毎度おなじみ、皇帝陛下の本日の勝負、お題はっ・・「福引き」。

 庶民的?そう、余はつとめて一般庶民とふれあいの機会を持つことにしておるのだ。さて、二週間前から着々と準備し、ついに200円の買い物に一枚つく補助券を10枚集め、いよいよ勝負である。

 賞品はトップが現金1万円。二位は後楽園遊園地カップルご招待。まあこの辺までなら許そう。納涼賞缶ビール6本。まあ季節柄よかろう。そこから下はもう見る気もせぬわ。

 さて、並ぶかの。おお、前で親父が気合い入れてるな。「ビールビール!」ふっ、そんなかけ声で取れるほど福引きは甘くないのだ親父。2回も回してやがる。真の勝負とは1回こっきりなものだ。「はい納涼賞ふたつー」・・・・ほー。結構ビールはよく出るらしいな。

 やっと余の番か。後ろで坊主どもが見ておるな。ふっふっふっ、こういうのはだな坊主、「こんなの別にやりたくないんだけど券が余ってねー」ってな顔してやるものだぞ。
 コロン ふっ、一位か、二位か?赤い玉だぞ?さあ、よーく表を見て確認・・しないな。まあ馴れているのだろう。玄人とみた。

「はいどうぞー」うむ。手に隠れて見えないぞ。小さいもの・・招待チケットか?どれ・・銅色に光っている円盤状の金属・・表に数字の10とあるぞ。これっていわゆる10円って奴かあ?ちょっと待てこら、こちとらこれの為に2000円以上つぎ込んで・・・・
「次の方ー」ヒュルルルルルルルル


 本日の教訓:勝負とは気合いである

(94/ 7/14)


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