試合終了後GameSpyに戻れない。どうやらダウンした模様。この隙にまたデモを消化。War of the Rings(Win)デモ。指輪物語を題材にしたRTS。この手の指輪シリーズはあちこちから出てたり開発中だったりする。何せファンタジーの教科書だし、映画化もされて認知度の高まったおいしい状態。気持ちは分かるが、逆に原作モノは原作のイメージを壊すとファンから手痛いしっぺ返しを食らうリスクを背負う。そして昔から言われることだが原作モノに大ヒットはない。更にRTSというジャンル選択がまた原作と合ってない。少数の精鋭が悪に打ち勝つヒーローものを、数が多い方が勝つRTSにしてどうするのだろう。正義のヒーローたちは素晴らしい戦略で手下を敵より数多く揃え、楽に勝つことができました。台無しである。いや原作なしでも十分つまんないんだけどね。
Space Colony(Win)なるゲームのデモをずいぶん前からインストールだけして放置していたのが気になり、ちょっと起動してみる。Stronghold(Win)を作ったFireflyの作品らしい。あれは城作りに特化した箱庭に近いRTSということでそれなりに遊べた佳作だった覚えがあるのでちょっと期待。とは言っても買わずにデモで遊んだ範囲だったけど。今回はSF箱庭もの。いわゆるSim系の、各個人の嗜好に基づく要求を満たしてご機嫌を伺うタイプのものだが、メンバーは与えられた数人のみ。それぞれのスキルを生かして様々なコロニー維持活動に割り当て、かつミッションをクリアする必要がある。
とあるゲームショップの店長の日記を読んで、WWW上で懐かしのPrince of Persia(Flash)をプレイ。10年ちょい前に結構はまった覚えがある。一応クリアした記憶があるが、中身の記憶はほとんどない。覚えているのは、1面で右に行くとHPが増える薬があることと、剣を取らずに敵をやり過ごすとわずか数十秒で1面をクリアする裏技があることだけ。その両者を駆使して楽勝だぜとか思ったら、薬はHPの回復だけでMAXは増えてくれないし、裏技でクリアするといきなりボスと戦闘になって剣がないと為す術なく死す。僅かな記憶は何の頼りにもならないので、仕方なく正攻法で挑戦。何十回と死にながら、ようやく剣を取るところまで進む。が、戻れない。刃物が上下からガッションガッションと出てくるシーンを、行きは間合いを調整してジャンプで通りぬけたのだが、戻りはジャンプすると次の刃物に引っ掛かって真っ二つ。何度やっても通れない。挫折。
次。War and Peace(Win)デモ。なかなか直球勝負なタイトル。ナポレオン戦争時代のヨーロッパが舞台のRTS。ヨーロッパ全土が1枚のマップという大胆なデザイン。だが大胆過ぎて今どこなのかさっぱり不明。チュートリアルもないので、何をどうするのかさっぱりだし、やる気なし。このデモで製品を買う気になる人おるんかいな。ボツ。
Rise of Nation(Win)は、HPを公開して胃の痛む思いをまた始めたおかげか、もしくは夜に行った中華街の行きつけの店で食べ放題のくせにオーダー毎に30分かかったのにクレームをつけてタダにさせたおかげか、少しやる気が出てきて、8人戦に参加してみるも、開始と同時に一人落ちてノーゲーム。以後タイミングが合わず卓に入れず。天はやるなと仰せたもう。
Prince of Persia(Flash)に再挑戦。とあるゲームショップの店長によると、どうやら刃物のところはジャンプせずに走り抜けるらしい。なるほどその手があったか。一度はクリアしたゲームで、しかも最も簡単な手段に思いが至らなかった己の不明を恥じる。そして帰りの刃物も無事クリアし、やっと初めての敵と剣戟。勝てません。参りました。