浜松OFFレポート 2000年版(10/7〜9)



註:このレポートにおいては敬称は全部省略。

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10/7(土)
 今年も恒例のボード・カードゲーム合宿である、浜松OFFに参加する。いくら年に一度とは言え、東京在住者がメンバーの主体なのにわざわざ浜松まで行くとは、我ながら物好きである。誰も「たまには東京で開催を」などとは言わない辺りが不思議なものである。

 帝都組(東京組の別称)東京駅八重洲中央口で10:30に待ち合わせ。昨年と違い、初参加の者がいないので、かなり安心して待ち合わせに臨む。だが例年この待ち合わせでトラブルが起きない年はなく、今年もまた例外ではなかったりする。本来のメンバーはむろふう、三成、小島、おますで私を含めて5名集まるはずなのだが、時間を20分過ぎてもおますがいない。まあ八重洲中央口と一口に言っても結構広いし、中か外かというのを昨年の失敗による教訓に学ぶことなく指定を忘れているので、とりあえず新幹線ホームに行くべしという結論に落ち着く。移動に当たり、まだ新幹線の切符を購入していなかったむろふうが一度改札を出る。購入後、改札を挟んで手振りでの「直接新幹線改札から入る」というメッセージを最後に、むろふうとは現地につくまで会えなかった。一度待ち合わせに成功してこれである。結局のところ一緒に移動するのは3人のみ。新幹線ホームでPHSにおますから連絡が入り、「今どこ?」「家」という奇怪な事実が判明。毎朝のように会社に遅刻していると聞いているが、どうやら遊びでも同様らしい。愚か者は放置して新幹線に乗り込む。仕事の話、ゲームの今後の行方など基本的に三成のトークに2人が相づちを打つ形で2時間が過ぎる。

 集合地の弁天島にてむろふうと再会、どうやら一本前の新幹線に乗って浜松で昼食をとっていた模様。今年は弁天島の迎えは珍しくばっちりで、3台の車に分乗して問題なく宿まで辿り着く。

 初参加者がいないので、自己紹介すらも省略。例年なら初心者の緊張をほぐすために定番ACQUIREから入るのだが、そんなウォームアップもなしにいきなりドイツボードゲームからスタート。今年の優秀作品2つが出され、11名が2卓に分かれる。

1.VINCI 14:30〜18:00
参加者6名:はに○、小島、むろふう、ぴえーる、私

 帝国による領土拡張ゲーム。一言でくくると単純そうだが、そこはドイツの優秀作品、それなりに工夫が凝らしてある。プレイヤーの立場は帝国元首で、ダイスを使わず軍事力コマの数だけで領土争いをし、毎ターンの累積得点収入累積が最終的に高いものが勝者。ただ「最終」とは最初に100点に届いたプレイヤーからひと回りしたところなので、勝利のためにはぶっちぎるかスリップストリームから抜け出るかの2択になる。
 各帝国にはチットによりランダムな2つの特色がつけられ、それをプレイヤーが順番に選択するところから始まる。ここで選んだ帝国が最後まで使われる訳ではなく、ゲーム中に「衰退」させて次の帝国に乗り移ることも可能。この衰退の使い方がゲームのポイントとなる。

 最初に選択した帝国は、衰退がスムーズにできるというボーナス。もはや最初から滅びるべき帝国であり、早々と歴史の舞台から退場。初期に猛威を振るったのが山岳民族を操るぴえーる。しかしスムーズに衰退した我が帝国の後に出てきたのは、医学の発達したパルチザン帝国。本来ゲーム中増えることのない軍事力が、医学により毎ターン増加する上に、パルチザンの抵抗により軍事防衛力が高い。着実ながら強力なボーナスのおかげで、じわじわと勢力を拡大。

 しかし終盤さすがに周囲から激しく敵視され、包囲網によりじわじわと勢力を落とし、最終的に得点は衰退を重ねたはに○が100点に到達する。残り一回りで誰がこれを抜くかの勝負になり、唯一可能性が出たのが小島。ここで私の最終ターンにどう動くかで勝者が決まるのだが、浜松OFF常勝を誇るはに○を勝たせるのはしゃくなので小島に優勝させる。

<結果>
トップ小島
 2位ぴえーる
 3位はに○
 4位
 ドベむろふう
<感想>
 基本的にダイスを使わないゲームには好感が持てる(ダイス運が悪い者の泣き言ではなくて)。運の要素を減らせば、それだけゲーム展開が固定してしまいそうなものだが、そこをうまくカバーしているゲームは大抵面白い。Diplomacyなどその最たる例である。ダイスを使わない領土拡張ゲームということでこのゲームもDiplomacyに似た趣があるが、得点制になっていてゴールも定められているので、あれほど殺伐とした雰囲気になりにくくできている。
 帝国の特色の組み合わせ次第でゲーム展開ががらっと変わるが、それも得点ペナルティさえ覚悟すれば複数の選択肢から選べるので「引きが悪い」という言い訳が効かない。外交要素も入っていて、かなり好みにマッチしている。個人的には今年の浜松で一番の当たりだった気がする。


 適当に時間を潰して夕食、そして初日の夜と言えば徹夜である。浜松でしかできないようなゲームは、ここから始まる。

2.Age of Renaissance 19:30〜4:00
参加者6名:はに○、奥津、信長、J.Rall、ジウ、私

 プレイに一晩徹夜する覚悟がいるヘビーボードゲーム。各プレイヤーが文明を担当して、特産品で儲けて技術を取得し、発展を競う辺りは文明の曙に似ている。

 「北国は難易度が高い」とルール説明係のはに○に言われつつも、最初の文明選択がセリ形式になっておりこれに見事敗北した上、手持ちに北国特産の羊毛販売権カードが複数あっては、イギリスを選択する以外に道がない。また得意の強欲外交で領土を拡張しようにも、隣国はドイツはに○とフランス奥津。どちらもうかつに攻め込めば本気で報復してくる危険なプレイヤーなので、羊毛以外ほとんど何もないイギリスから出られそうにない。最初から涙が出そうな状況。

 奥津と領土交渉をしつつも、ほとんど光明が見えない暗黒トンネルの出口は、意外なことに「十字軍」なる1枚のカード。これによりイギリスは中東に植民地を持ち、まだ誰も来ていない未開の地を思う存分征服して突然の大発展。当然ながら周囲のプレイヤーに反感を抱かれ、東に伸びてきたフィレンツェ信長とヴェネチアJ.Rall、大陸のシルクロードを下ってきたドイツはに○との交戦する羽目に。幸いにしてフランス奥津がスペインジウと激しい消耗戦をしていたおかげで、完全包囲だけは避けるものの、3正面作戦はろくな結果を生まない。

 状況を打開しようと、東方への冒険技術を開発してインドへ旅立つ直前、ジウの使った法皇命令カードにより一切の技術開発が停止。同様に冒険を企んでいたJ.Rallもこれに激怒、スペインジウが徹底的に叩かれて滅亡寸前に。この機に領土拡大をした奥津だが、その後ジウの失地回復運動に付き合う羽目になり両者の泥試合は続く。この時点で両者の勝利の目が事実上消える。

 まだ経済的には余裕のある我がイギリスであったが、各国の派遣した錬金術師に騙され国庫から大幅に金を奪われ、財政が急激に悪化。この間にドイツはに○が勢力を伸ばすが、これもスペインジウの黒死病により衰退し、団子状態に。抜け出たのは木材の売却益で潤ったヴェネチアJ.Rallだが、東方に領土を多く持つドイツはに○がスパイスを売却して取得した大聖堂パワーで戦闘をことごとく制し、終了条件には満たないものの、プレイヤー全員協議の末はに○の優勝でゲーム終了。
<結果>
トップはに○
 2位奥津
 3位J.Rall
 4位
 5位信長
 ドベジウ

<感想>
 名作である文明の曙に似たゲームだが、土地ごとの特産品の要素がかなり重要なので、領土拡張よりも特定地域の戦闘がメインになる。また特産品の交換はないので、いかに重要な品を産出する土地を押さえ、またその品の売却カードを引くかにかかっている。
 カード1枚の強さが大きいのもまた特徴で、今回のゲームでも十字軍、法皇命令、錬金術師、黒死病などとカードが出る度に展開がガラッと変わっている。戦闘もダイス解決だし、こういう運の要素が大きいゲームは今一つ好きになれない。大型ゲームならではの楽しさはあるが、似たタイプの文明の曙に比べるとやや物足りない感じである。


10/8(日)
 徹夜でAge of Renaissanceをやった後は、ほとんどのプレイヤーが寝る。残った面子で1時間ほど雑談。主にEverQuestの話題。1年前の浜松でも同じゲームの話題がメインだった。息の長いゲームである。

3.北斗の拳 5:00〜8:00

 手作りのカードゲーム。同名マンガのキャラクターを使って相手を倒す。1回の試合が短いので手軽に遊べる割に、原作を知っている者にはかなり熱い戦いが楽しめる。とりあえずルールをあまり知らない面子にチュートリアル。

第1試合:
参加者3名:おます、小島、私
 サウザーおますとラオウ小島を相手に、なぜか赤光のショウキで勝ててしまう。ユリアと天帝を手に入れてラオウを倒せば、まさに気分は世紀末覇者。

第2試合:
参加者3名:おます、ジウ、私
 小島が寝てジウ参戦。シンおます、ユリアジウに対して山のフドウを引く。かなり因縁の強い3名で複雑な関係になると思われたが、なぜかこのゲームの設計がおかしく、山のフドウは最初から鬼のフドウになっていて、ユリアはキャラクターカードとは別にイベントカードが用意されているのでそっちを引かないと山のフドウにならない。よってシンとフドウの2人がユリアを殺しに行くという実にけったいな事態に。しかもシンもフドウも互いを殺さないと勝利にならないので、まず弱いユリアを放置しこの2名の争いに。シンおますを倒して鬼のフドウがユリアを手にかけるが、風のヒューイに倒されてユリア勝利。

第3試合:
参加者3名:おます、ジウ、私
 サウザーおますは聖帝十字陵を建設しその野望を露に。悪の権化カイオウジウは血の涙を流してGOODに属性反転、キャラクターLvの高い戦いが始まる。赤光のショウキごときでは相手にされず、あっさりカイオウの糧となってしまう。トイレに行ってる間に試合は終わっており、勝者不明。
第4試合:
参加者5名:おます、ジウ、J.Rall、むろふう、私
 穴に住む隠者コウリュウJ.Rallは、攻撃を仕掛けてきた牙大王むろふうに応戦。だが「ん〜なんのことかな」というセリフとともに牙大王の仮面がはがれて正体がアインと判明、両者和解。羅将ヒョウを操る謎の男おますと激戦を繰り広げ、やっとその正体が実弟ケンシロウを判明するが、記憶を呼び覚ますことなく死闘が続く。更にケンシロウの兄トキを使うジウも戦闘に加わり、北斗兄弟を含む4人のGOOD属性を相手に苦戦を続け、最後にケンシロウの一撃でとどめを刺されて世界に平和が訪れる。


9:00〜13:00
 さすがに疲れて、あまりゲームが始まりそうにないところで仮眠を取る。


4.Magic:The Gathering 14:00〜16:00
参加者4名:おます、J.Rall、ジウ、私

 Jが購入してきた、新発売のエキスパンション、Invasionのプレコンストラクションパックを使用してのテストプレイ。他のゲームが終わるまでの時間待ちなんで、本格的にトーナメントをやる時間もないし、4人マルチプレイにする。テストプレイなので勝負心のない状態での対戦。
 5色デッキを使うJがさすがに序盤ランド事故で出遅れ、集中攻撃を受け死亡。白緑生物強化デッキのおますは青黒捨てさせデッキのジウを力で圧倒し、赤黒半端デッキを使う私は駆け引きで辛うじてジウを先に死なせるのが精一杯。おますの力の前に敗北。

<結果>
トップおます
 2位
 3位ジウ
 ドベJ.Rall

5.北斗の拳 16:00〜18:00
参加者4名:ぴえーる、むろふう、小島、私

 夕食までの暇つぶしに、むろふうが勝手に百番組手とか言い出してまたひたすら北斗の拳をやりだす。一応キャラ名の記録だけあるので、もったいないので列記しておく。
<結果>
第1試合:○シュウ(ぴえーる)− ×ハン(むろふう)
第2試合:○カイゼル(むろふう)− ×レイ(ぴえーる)
第3試合:○ショウキ(むろふう)、リュウガ(小島)− ×ハート(ぴえーる)、牙大王(私)
第4試合:○ケンシロウ(ぴえーる)、バット(むろふう)− ×カイオウ(小島)、ユダ(私)
第5試合:○ラオウ(ぴえーる)− ×サウザー(私)、大佐(むろふう)、バット(小島)

 全然百番じゃないし。


6.Shit 19:30〜20:00
参加者6名:小島、はに○、寺田、むろふう、おます、私

 レポートを4年間放置してから書いているため、内容はさっぱり思い出せない。どんなゲームだったかもまるっきり。とりあえず記録だけ。

<結果>
トップ小島122
 2位はに○88
 2位寺田88
 4位78
 5位むろふう49
 ドベおます29

7.Filth Rich 20:30〜21:00
参加者6名:小島、はに○、寺田、むろふう、おます、私

 これまたどんなゲームだったか、まるで記録なし。とりあえず4人でプレイしたことだけは分かるが、点数もなし。30分で終わったところを見ると、記録するのもはばかるようなバカゲーだったのだろうか。

<結果>
トップ
 2位おます
 3位はに○
 ドベジウ

 ここで記録が途切れている。なにしろ4年も経っているのでほとんど思い出せないが、確かビッグゲームに乗り遅れたところ、文明の曙をプレイしているのを背後で見ていたらDOMが寝てダウンしたため代打ちに入ったような記憶がぼんやりと。しかしゲーム展開は覚えてない。どうせ眠くなった奴の代打ちだから勝ったはずもないが。

 教訓。記録は忘れない内に速やかに。




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