浜松OFFレポート 2004年版(10/9〜11)



註:このレポートにおいては敬称は全部省略。

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10/9(土)
 秋の非電源ゲーム大会の祭典、浜松OFFが2年ぶりに開催される。昨年は育児で忙しいので欠席したところ、帝都組を束ねる存在がなくなり参加者が激減、大会レベルを維持できなくなったので、地元民による公民館での日中プレイという体たらくだったらしい。このままこの行事が衰退するのも惜しい話なので、今年は早くから参加の意志を示してなんとか復活にこぎつけた次第。

 10月は帝都組の面子の一部が別の同様の大会と日程が重なるため、回避したかったのだが、主催者の信長の鶴の一声でここに決定。がしかし、主催者の日頃の行いがここに出て、なんと10年に一度という規模の台風がもろに東海地方を直撃。まさに移動するタイミングと正面衝突し、開催自体が危ぶまれる。帝都組は、自分の午前中の所用のため、信長の要求した14時着には間に合わないので、全員で少しずらして15時着にしたところ、この新幹線が見事に台風の影響でストップ。13時半の時点で新富士で停車。1時間寝坊した伊政は品川についてもそもそも新幹線が動いてない状態で、帰って寝ろ指令。まあ幸いにして4名いたし、バトルライン(カード)、クーハンデル(カード)、ワードバスケット(カード)、サンファン(カード)と時間潰しには事欠かないゲームを持参していたため、20時半になって新幹線が動くようになるまでほとんど時間を気にする必要がなかった。この7時間ストップは、本大会のキーワードとなり、「いいじゃん帰りたっぷり寝られるから。7時間。」などと色々な用途で使われるようになった。ガッデム。

 参考までに車内での成績を公開。
<クーハンデル>
トップPiromi1650x2=3300
 2位皇帝930x3=2790
 3位ジウ910x3=2730
 ドベTuft360x2= 720

<バトルライン>
<1回戦>
Tuftvs皇帝 Piromivsジウ
3-53-5
5-45-3
×8-9(×)△8-8△(○)
(ジャンケン)
<決勝戦&ビリ決定戦>
ジウvs皇帝 TuftvsPiromi
5-25-4
2-55-4
2-5
×9-1210-8×
2位優勝3位ドベ

<サンファン>
トップTuft31
 2位ジウ29
 3位皇帝28
 ドベPiromi17

<ワードバスケット>
第1回地蔵な人 Tuft
第2回地蔵な人 Tuft


 22時半に宿に到着した頃には、当然ながら夕食は終わっていて、既に大型ゲームのADVANCED CIVILIZATION(ボード)が中盤に入っており、仕方なくコンビニ弁当をもしゃもしゃ食べつつ、余ってる松本組と合流してゲームを建てる。最近リメイクされたSleuth(カード)。

1.Sleuth 23:00〜1:00
参加者6名:ぴえーる、Piromi、Tuft、DOM、ジウ、皇帝

 1枚隠した宝石カードを他プレイヤーへの質問で得られるヒントから当てる論理的推理ゲーム。この面子は感性で生きてる人ばかりなので、最初から楽勝ムード。10年くらい前にこのゲーム1回遊んだことあるし。

 この人数だと宝石カードは1人5枚配られ、残り5枚がオープンされるわけだが、感性の人代表なジウがDOM6枚持ってることになってるとか言い出して論理破綻をきたす。その後あらぬ早さで当てに走るがハズレ。ゲームから脱落。続いてDOMも決めにかかるが、やはりハズレ。4人分しか情報書いてないけど5人いるね、とのこと。なんでそれで当てるだけの情報が集まったのか謎だが、とにかくこのゲームは推定するだけの材料が集まって必勝の構えで当てるんですよ。決して勘で当たればラッキーなゲームではないのです。

 この2人の果敢かつ無謀な挑戦にびびったのか、残りの面子は慎重に質問を重ねる。全ての宝石の行方はわからないものの、5人が誰も持ってないはずというNOT情報が集まった石が発生したため、何度か論理を確認しつつ突撃、そして勝利。オープンしたところ、えーそれ誰それが持ってるはずだよ、とか1万年経っても正解に辿りつかない者更に数名。どいつもこいつもこのゲームに向いてなさすぎる。

<結果>
勝者皇帝
敗者ぴえーる
敗者Piromi
敗者Tuft
脱落者DOM
脱落者ジウ


10/9(土)
 まだADVANCED CIVILIZATIONの卓が終わらないので、この6名で別ゲーム。この人数で出来るゲームも限られており、当然のように6-7人が最適な操り人形(カード)。

2.操り人形 1:00〜3:00
参加者6名:ぴえーる、Piromi、Tuft、DOM、ジウ、皇帝

 感性の人達なので、行動に合理的理由がつかない。セオリー通りに行動すると逆に足元をすくわれるのだが、かと言って利己的プレイをするとそれはそれで暗殺されるという困った状態。商人で儲けるのはとにかく許されないらしい。中盤になりゃ建物の色次第で商人以外でも儲けられるんだけどなあ。

 Piromiが、傭兵を選択しても己の赤建物により商人ばりに儲けてまた建物を建設するという全く働かないシエスタっぷりを発揮、これを放置した結果、当然ながらそのまま優勝。Piromiは何をやっても目立たないステルス機能がついてるので、こういうゲームはするっと抜けて勝つらしい。何をやっても目立つ皇帝から見れば羨ましい限りである。

 働こうとする傭兵Tuftから泥棒で活動資金を奪うDOM元国王のプレイに代表される通り、傭兵の活動が少ない平和なプレイ。本来終盤バリバリに狙われる建築士が一向に死なないのはいかがなものかと。もうちょっと局面ごとにやばい職業をきっちり抑えましょうよ。
<結果>
トップPiromi31
 2位DOM29点
 3位皇帝27点
 4位ジウ26点
 4位ぴえーる26点
 ドベTuft20点


 今年も主催者信長のわがままで、全員によるバトルライントーナメント開催。自分で5セットほど用意する熱意は買うけどさ。事前に宣言してた割には、方式は思いつきでワールドカップを参考した予選リーグ形式。12人を3組に分けて、1本きりのリーグ戦。各組の勝者とワイルドカード1名による4人の1本きり決勝トーナメント。ただでさえ引きが結構影響するのに、1本きりにしたらただの運ゲーですが。

3.Battle Line 3:00〜3:30
参加者2名:Tuft、皇帝

 C組予選1回戦。もうさっき車内でやった相手が2人も入ってる。いい加減眠くなってきて、モチベーションは最低。それでもちゃんとやることはやるが、ストレートフラッシュのかけらを相手にぴしぴしと出されて、勝てないことが速攻で証明される展開の前に完敗。ストレートフラッシュ一つも完成できない引きの悪さで、1-5の大敗。


 ここで一旦朝食まで就寝。

3.Battle Line 8:00〜8:30
参加者2名:あさの、皇帝

 C組予選2回戦。既に負けてるので気分は消化試合。まあリーグ戦だから残り全部勝てば可能性はなくもないんだけど。互いにTacticsカードを最後にならないと引かないタイプなので、数字でガチンコでぶつかる。むこうは珍しく3カードを主体とし、こっちはオーソドックスにストレートフラッシュを狙いに行くが、互いに潰し合ってなかなか決着がつかず、置けば負けなギリギリの展開に。そして山札が尽きてついにTacticsカードの応酬になるが、敵が2枚持ってて、引かれてもいいTacticsが2枚しかないような薄い状態で、幸いにして2枚ともそれだったため、勝ちを拾う。5-3の辛勝。

3.Battle Line 8:30〜9:00
参加者2名:ジウ、皇帝

 C組予選3回戦。一気に予選を終わらせることに。順調に追い詰めて次のターンで勝利が確定しようというところで、かなり早くからTacticsをたっぷり蓄えるタイプのジウに最凶のTraitorを使われ、一瞬にして3列連続が成立して逆転敗北。勝利が掌からこぼれる。Tacticsカードを少なくとも1枚は抑止力として持っておかないと危険であることを思い知らされる。2敗目を喫してトーナメント進出はなくなる。

 ちなみに決勝トーナメント進出はTuft、Piromi、はに○、信長の4名。決勝戦はTuft-はに○で、優勝は2年前に続いて今回もはに○だったらしい。


 Gunslingerが立ち上がりそうになるが、このゲームあまり好きじゃないので朝寝をすることに。だってこれRPGじゃん?

 昼に起きると、昨日遅刻した伊政と、土曜日は仕事なおますの2名が合流してる。コンビニ弁当で昼食を済ませて、総勢13人。折角なのでこの人数でないと出来ないゲームということで、Werewolf(カード)をプレイ。

4.Are You a Werewolf? 12:30〜13:00
参加者14名:DOM、ぴえーる、信長、あさの、ハナザー大将、はに○、Tera、いとゆう、Tuft、Piromi、伊政、おます、ジウ、皇帝

 邦題は「汝は人狼なりや?」という最低8人必要なパーティゲーム。平和な村になぜか2人の人狼が発生し、次々と食い殺される村人たちが疑心暗鬼にかかり、それと思われる人間をリンチにかけるという生々しい状況設定。コンポーネントは役割を決定するカードだけで、人狼が2枚と村人一杯、特殊な職業として予言者が1枚あるだけ(マスターも1枚あるけど)。これを最初に配って、秘密裏に役割が割り当てられる。

 ゲームは夜フェーズと昼フェーズがあり、夜フェーズはマスターを除いて全員顔を伏せた状態から、人狼役2名のみが顔を上げ、無言の協議の上、1人の村人を指定して殺し、何食わぬ顔でまた顔を伏せる。次に予言者が顔を上げ、人物1人を指名し、そいつの正体をマスターから教わる権利を行使する。夜が明けて昼フェーズになると、マスターは殺された村人を宣言し、死人はゲームから脱落。残された村人は、状況から推理して人狼とおぼしき人物を1人リンチにかける。以後繰り返し。村人が残り2名になったら人狼サイドの勝ち。人狼をリンチできたら村人の勝ち。

 ただルール設定で、サイド単位の勝敗とする場合と、生き残った村人も勝利とする個人単位の場合とあるらしく、プレイ経験者同士でもめる。結局個人単位となり、これにより村人の団結は弱くなり、むしろ人狼側の論理に与して生存を図る方が有利となる。

 teraマスターの下、最初の犠牲者はぴえーる。松本組であるぴえーるを最初に殺すということは、これは同じ松本組のDOMしかないという意見で衆目一致。吊るし上げる。しかしいざ死んでみると、ポケットの持ち物から、どうやらこいつは予言者だったらしい。死ぬ前に言えよ。いやまあ殺せと声高に主張したのは自分なんだけどさ。

 2日目の犠牲者は信長。顔見知りを殺してるという前提で考えれば、怪しいのは松本組とも主催者とも親しい帝都組。そして言動の怪しい奴。村人の指はほとんどこっちに向く。わしか!善良でちょっと饒舌な村人ここに死す。場を盛り上げようと弁舌スキルを発揮したのがいけないらしい。

 以後次々と無実の村人がリンチで死亡し、ストレートにPiromi、ハナザー大将の人狼コンビ勝利。残った村人ははに○、伊政の2名。どうやら無言でいることが勝利の秘訣らしい。しかし全員が無言になったとしたら、どれだけつまらないゲームになることであろうか。やはり村人は一致団結してサイド別勝利にすべきだと思われる。まあパーティゲームだし、勝利だけ目指してもしょうがないけど。それにどんなゲームでも狙われる体質を持つ身としては、このゲーム一生勝てないだろうし。


 さてパーティゲームも終えて、まともなゲームの卓をいくつか建てようというのに、信長がSleuthをやりたいと言い張る。2回目やってもしょうがないのでパスするが、他に何か立ちそうにない。残りはぴえーるとジウがいるはずだが、見当たらないために、後でかき集めて何をやるか考えることにして、とりあえずSleuthの情報シートをコンビニで拡大コピーしてきてやる。面子がいなけりゃ2回目もやむを得まい、と思って戻ると、コピーだけ奪われて面子からはあぶれる。パシリですか。

 ふと隣の部屋で、ふとんにくるまってゲームボーイをこそこそやってるジウを発見。浜松まで来てなにしとんだこの根性の腐ったゲーマーは。無理矢理バトルラインに巻き込む。

5.Battle Line 14:00〜14:30
参加者2名:ジウ、皇帝

 単なる暇つぶし。トーナメントとは無関係。普通にやってて勝てそうなのだが、さっきと同じ展開で、Tactics主体なジウとは相性が悪く、3列目のところをFogされて手持ちのTacticsではどうにもならないので敗北。2-5。

 このゲーム、以前から思っているのだがTacticsカードの存在がゲームの面白さを台無しにしているような気が。10枚のTacticsカードの中でも強弱に著しい差があり、また使われた際に対抗できるカードが全体で1〜2枚しかないため、引いたもの勝ちな側面が強い。元々の原作はショッテントッテンと言い、Tacticsカードなどなかったらしいし、いっそ禁止した方が面白いと思う。

 ここでぴえーる帰還。今度は3人でできるゲームを探して、サンファン(カード)。んーどうでもいい暇つぶし系ゲームばっかり。

6.サンファン 14:30〜15:00
参加者3名:ぴえーる、ジウ、皇帝

 2002年大会で猛威をふるったプエルトリコ(ボード)を簡略化してカード化した作品。日本語版がすぐ発売され、入手が容易になってプレイアビリティも高く、粒ぞろいな今年の作品の中でも評価は高い。個人的にはプエルトリコの大ファンなため、非常に物足りないと思うのだが。

 ぴえーるが初プレイで、ジウも車内で一回やったきり。素人たちが生産主体でいくのを見て、ギルドホール戦術を選択し、図書館をさっさと立ててシルバー連発。ジウがひたすら生産販売を繰り返すのに便乗して、危なげなくダントツ勝利。だから物足りないって言ってるじゃん。
<結果>
トップ皇帝41
 2位ジウ30
 ドベぴえーる27


 さすがにつまらなくなってきたので、せめてやったことのないゲームをと誰かが持ってきたのを漁って、Ivanhoe(カード)なるものを発見。これは手軽そうだ。

7.Ivanhoe 15:30〜16:30
参加者3名:ぴえーる、ジウ、皇帝

 クニッツァ作品。93年発売だが2000年にリメイク。作りが新しかったので多分リメイク版であろう。トリックテイキングでマストフォロー、数字比べ。取ったトリックの色のチップを得て、全色集めると勝利。特殊カードがごちゃごちゃとあって、これの使い方が勝敗を分ける。

 紫は重要な色で、このトリックを取ると紫チップを含めた任意の色のチップを得られるため、既に獲得した色のトリックを捨てても構わないこのゲームの中で、唯一複数回がんばる必要のある色となる。しかしカード引きにはあまり自信がなく、こういう特定色を引かないといけないゲームでは勝てる気があまりしない。特殊カードも使い方がよく分からず、強奪できるような強力なものを使っていい気になってたら、相手も同じカードを持ってて強奪されるとか、そんなのばっか。

 こっちが3枚、残り2人が4枚という状況で、カード引きのやたら強いぴえーるをマークすべく妨害カードを駆使。ジウと一騎討ちで、豊富な特殊カードを背景に何とかなるはずと思ってたら、相手はもっと豊富だったらしい。余力を残されて敗北。あまり大したゲームじゃないねこれは。

<結果>
トップジウ5
 2位ぴえーる4
 ドベ皇帝3


 ようやくSleuth卓が終了し、合流して再編成、面子が5人に増える。やったことのないゲームでSantafe Rails(ボード)をやろうかと思ったが、フタを開けてみると今年のドイツ年間ゲーム大賞に輝いた乗車券(ボード)そっくり。デザイナーも一緒。リメイクっぽい(後で調べたら違ったようだが)。乗車券は一度プレイしたが、大して面白くなかったので回避。5人で楽しめるといえば電力会社(ボード)。未プレイが2人もいたので、これは伝道するしか。

8.電力会社 17:00〜20:00
参加者3名:おます、Tuft、DOM、ジウ、皇帝

 今年のイチ押しで、夏の時点で皇帝年間ゲーム大賞に輝いた作品。電力会社の社長となり、発電所を競り落とし、資源を購入して都市に送電線を張り巡らし、発電した都市数に応じて収入を得て最終的により多くの都市に送電したプレイヤーの勝ち。競り、資源管理、領土拡張の要素がバランス良く混合された名作。ちょっとコンポーネント多いのが面倒だけど。

 いつもは化石燃料ばかり使っているので、今日はエコを重視してみる。ちょっと発電量が物足りないが、ランニングコスト0なのはおいしいし、5人だと終了条件が低いために発電量は目をつぶれるはず。競りゲームは相場が分からないと何ともならないので、初心者どもを食い物にして、好条件のエコ発電所を着々と入手。

 また残りの石炭発電も、他人を言葉巧みに原子力やゴミ発電に誘導し、資源価格の高騰を抑える。ただ配置はドイツマップの唯一安い西部に置いたところ、ジウに背後を取られて、途中で3都市越えをさせられる羽目に。もっともステップ2に入る手前で全体が停滞し、5都市と少ないもののコストも0なので、停滞中の最大受益者となる。そしてステップ2に入ると同時に、貯めていた金で一気に11都市まで成長。次のターンでステップ3に入ってしまい、発電力6の石炭発電をTuftに競り勝ち、計画通り終了条件の15都市を単独で満たして勝利。

 ちなみにこのゲーム、オンラインも含めると10回はプレイしてるけど、経験者相手だと勝った試しがない。初心者相手なら勝てるんだけどなあ。
<結果>
トップ皇帝15
 2位おます14(22)
 3位Tuft14(0)
 4位ジウ13(14)
 ドベDOM13(3)


 この間、BattleLineトーナメントの決勝が進められる。待ち時間の間は帝都組と松本組でしばしダベリング。ほとんど信長の野望Online(Win)の話題。この人達、いつ浜松にきてもMMORPGの話ばっかりしてんのね。

 最後の夜はやはりビッグゲームをやらないと。当初はHistroy of the World(ボード)の予定だったが、なかなか卓が立たず、ビッグゲームをやる気力のある人数があまり揃わないこともあり、卓調整は難航。初日にやっていたADVANCE CIVILIZATION(ボード)を主張すれば、濃い面子はきっと既にやったCIVを避けてHistoryに行ってくれるだろうと目論む。が、濃い面子は濃いので2回目でも全然気にしないらしい。ビッグゲーム2卓は立たず、残りは軽いゲームがいいということで、結局Historyが潰れてCIVに。

10/11(月)
9.ADVANCED CIVILIZATION 23:00〜8:00
参加者6名:はに○、トニー、tera、Tuft、Piromi、皇帝

 和名は文明の曙。古典的名作で、過去PC版が発売されて7人でPBEMプレイをしていたことも。PC98版だったんで、今出来ないのが非常に残念。今回の面子では、TuftとPiromiは未経験。初めてでいきなり練度の高い浜松組とプレイさせるのも可哀想ではあるが、まあこれも立派なゲーマーとなるための試練である。そう言いながらも自分も5年ほどプレイしてないんで初心者のようなものだが。

 文明選択順は3位。イタリア、トラキアと選択されたので、ちょっと争いを避けてバビロニアを選択したところ、次のはに○は隣国エジプト、その次のPiromiはアッシリアであっさり挟まれる。邪魔すんなよ。強気なエジプトはに○からとにかくプレッシャーを受けるが、その分のしわ寄せは反対側のアッシリアPiromiに押しつける。まあそれでも6人プレイな分、領土の余裕はあるので、比較的平和裏に国境線が引かれる。

 Piromiから無意味なちょっかいをかけられつつも、災害の引きが少ないおかげでなんとか強国についていく。序盤はPiromiが引いたCivil Warによりクレタトニーが受益者となり、いきなり中央にクレタ大帝国発生する変わった展開に。しかしそれを黙って見るような面子ではなく、きっちりエジプトはに○、イタリアteraの両者が中盤盛り返して2大帝国を築く。

 この2名が争う背後を、第3勢力として着々と隠れながら終盤に入り、クーポンの効率を重視した成果がようやく現れてトップを狙えるところまで来る。幸いにして朝方になり、2名が待ち時間に寝るような状態になってチェックも受けずに済む。朝食の時間も迫り、全員のモラルがほぼ崩壊したため、終了条件の2列手前で最終ターンとすることが確定。このターンの取引で効率良く稼ぎ、340の資金を持って4枚の技術を購入。一気に点数を稼ぎ、集計してみるとなんと僅差ではに○を抜いてトップ。寝ないでプレイしてるといいことがあるらしい。このゲーム勝ったの初めてかも。
<結果>
順位プレイヤー担当技術都市AST合計
トップ皇帝バビロニア241006014003870
 2位はに○エジプト2450486013003858
 3位teraイタリア1860386014003358
 4位トニークレタ1790204014003250
 5位Piromiアッシリア140006013002760
 ドベTuftトラキア138065013002736


 かくして今年の浜松も終わる。初日の7時間ロスが痛かったものの、ちゃんと念願のビッグゲームもできたし、まあ満足と言っていい大会であった。新作は都度遊んでるため、新発見の場ではなくなったが、その分ビッグゲームに専念できるようになった。文明の曙を終盤までプレイしたのは初めてで、ましてや勝利したのも初めて。これが今年の一番の思い出か。

 ちなみに最後の徹夜はずっと尾を引き、3日経ってもなお眠気が取れない有様。トシですかねえ。




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