Impossible Creatures 特殊能力 解説



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Ability(特殊能力)
 Abilityは全部で24種類。合成時に元の動物の特定パーツを選択することで備わる。生来の能力として備わるタイプのものと、使用する際にアイコンを選択することで能動的に発動するタイプのものとある。発動型の能力は特殊能力ゲージを消耗し、これが回復するまでは再使用はできない。

・Artillery Attack(範囲間接射撃)
 具体的にこの名前の能力は存在せず、範囲間接射撃能力としてRange Damageの欄にRock ArtilleryもしくはWater Artilleryと表示される。それぞれChimpanzee(チンパンジー)の前足とArcherfish(テッポウウオ)の頭部が持つ。範囲攻撃なのでまとまって行動することの多い間接射撃ユニットに対して相性が良い。逆に接近されると迎撃する際に味方をも巻き込んで撃つ為、防戦には全く向かない。

・Barrier Destroy(建物破壊)
 ハサミを持つ動物は建物およびBramble Fence(茨の壁)に対し攻撃ボーナスを持ち、また茨によるダメージを受けない。Lobster(ザリガニ)とScorpion(サソリ)のハサミがこの能力を持つ。

・Camouflage(カモフラージュ)
 Chameleon(カメレオン)が持つ能力。敵から姿が見えなくなる。攻撃時や能力使用時には一瞬見える。なおこの能力を持つ生物を発見する方法として、Anti-Air Tower(対空タワー:建物)、Rader Pulse(レーダー:Labの特殊能力)、Keen Sense(鋭敏嗅覚:生物の特殊能力)、Sonar Pulse(超音波:生物の特殊能力)の4つがある。

・Charge Attack(突撃)
 接近戦を仕掛ける際に突撃し、一時的に移動速度を超えて間合いを詰める。初撃のダメージが追加される。Elephant(象)やRhinoceros(サイ)など、普段足が遅い大型生物の後足に備わっている。

・Digging(穴掘り)
 地下に潜って敵から姿を見えなくする。発動型能力だが、ゲージを消費しないのでいつでも好きなときに地上に出たり潜ったりできる。潜ったままでは攻撃や特殊能力発動は不可能。Camouflageと同じようにいくつかの手段で発見される。Soundbeam Tower(タワー:建物)、Rader Pulse(レーダー:Labの特殊能力)、Keen Sense(鋭敏嗅覚:生物の特殊能力)、Sonar Pulse(超音波:生物の特殊能力)の4つ。Ant(アリ)とLemming(レミング)の前足に備わっている。

・Electric Burst(電撃)
 発動型能力。選択した場所を中心に電撃を放ち、敵味方関わらず周囲の生物および建物にいくばくかのダメージを与える。Electric Eel(電気ウナギ)の胴体部が持つ。

・Flight(飛行)
 空を飛べるようになる。生産にAir Chamberが必要となる。飛行ユニットは一般的な地上ユニットからは攻撃を受けないので、一方的に攻撃を仕掛けることができるが、間接射撃やSoundbeam Tower(タワー)、Anti-Air Tower(対空タワー)から攻撃を受ける。特にAnti-Air Towerからのダメージは大きいので注意が必要。一方的に攻撃を仕掛けられるとは言え、飛行ユニットは攻撃時に旋回している時間が長いので攻撃間隔は意外に長い。羽を持つ動物の羽をつければこの能力がつく。

・Frenzy(狂暴)
 発動型能力。発動すると接近攻撃力と移動速度が上昇する代わりに防御力が低下する。上昇幅は結構大きいので、無人の建物を攻撃するときなどに使うと重宝する。使用中は赤い二重丸マークがつく。Great White Shark(ホオジロザメ)、Piranha(ピラニア)、Vulture(ハゲタカ)、Wolverine(グズリ)のいかにも狂暴そうな4種がこの能力を持つ。パーツに依存せず、これらの生物を掛け合わせた時点で備わる。

・Herding(群生)
 近くに3匹以上の生物がいると防御力が上昇する。効果は気休め程度。パーツに依存しない。

・High Endurance(持久力)
 特殊能力ゲージの回復が早くなる。また移動力を低下させる効果を受けなくなる。Camel(ラクダ)、Wolf(狼)、Zebra(シマウマ)の胴体を選択することでこの能力がつく。一般に発動型能力は使いづらく、しかも二度目を発動する前に生物自体が死亡しているケースが多いのであまり有用な能力ではない。そのくせしっかりとコストに跳ね返る。

・Horns(角)
 接近戦時に敵の防御力を下げる。角を持つ生物は大抵Charge Attack(突撃)も併せ持つので、組み合わせると実質的な攻撃力が地味にUPする。ただHornsは頭部、Charge Attackは後足にそれぞれ由来する能力なので両方選択することを忘れずに。

・Immunity(免疫)
 毒関連の特殊能力の効果を一切受けない。具体的にはStink Cloud(悪臭雲)、Poison(毒)、Poison Touch(毒性皮膚)、Plague(疫病)、Venom Spray(毒霧)の5つが対象。昆虫とサメ2種がこの能力を持つ。パーツに依存しない。実際には毒関連のダメージは序盤はともかく、後半になって生物のHPが高くなると大したことがないので、この能力も別に狙うほどのものではない。

・Keen Sense(鋭敏嗅覚)
 鋭い嗅覚で視覚的に惑わされるCamouflage(カモフラージュ)とDigging(穴掘り)を見破ることができる。犬科の動物の頭部を選択することで備わる。Soundbeam Tower(タワー)を建てておけば両者共に見破ることができるので、別に必須ではないが、序盤Soundbeam Towerを建てる資源がない時期には意味がある。

・Leap Attack(跳躍)
 接近戦開始時に跳びかかって最初の一撃にボーナスダメージがつく。猫科の動物の後足を選択することで備わる。Charge Attack(突撃)と似た能力だが、Leap Attackの方がより速度上昇が大きいので間合いを瞬時に詰めることができる。ただLeap Attackは直線的にしか進めないのに対し、Charge Attackは曲がることができる分、Charge Attackの方がやや有利と思われる。いずれの能力も、対間接射撃ユニットで役に立つ。

・Pack Hunter(集団追跡)
 周囲に3匹以上の生物がいると攻撃力が上昇する。Herding(群生)の攻撃力版。気休め。パーツに依存しない。

・Plague(疫病)
 発動型能力。敵生物に伝染性の疫病をまきちらす。疫病は近くの生物にどんどん広がり、じわじわとHPを奪っていく。疫病を食らわせて逃げ回るという卑劣な手段が可能だが、序盤のHPが低い生物相手にしか有効とは言えない。Rat(ネズミ)の頭部を選択すると備わるが、頭部が優秀な動物は他にいっぱいいる(というかネズミ以下の動物がほとんど見当たらない)ので、わざわざ使うほどの能力でもない。

・Poison(毒)
 接近攻撃することで敵に毒を撃ち込む。毒化した生物は回復するまで何もしなくてもHPがじわじわ減り、かつ移動力が一時的に低下する。そのペースは大体2HP/sec程度なので、後半になってHPの桁が数百になると当然ながら意味は薄い。Hornet(蜂)の尾、Komodo Dragon(コモドトカゲ)の頭部、Scorpion(サソリ)の尾についてる。

・Poison Touch(毒性皮膚)
 攻撃しなくても、触れた(攻撃してきた)敵生物を毒化させる。上記Poison(毒)と大差はなく、なぜ別の能力にしたのか疑問。Komodo Dragon(コモドトカゲ)とPoison Frog(毒ガエル)の尾についてる。

・Quill Burst(針爆発)
 針を一斉に飛ばすことで周囲の生物(敵味方問わず)にダメージを与え、かつ防御力を低下させる発動型能力。使えるのはPorcupine(ヤマアラシ)ただ一種のみ。Porcupineの利用価値は間接射撃が使える頭部の方にあるのだが、接近された際の保険として胴部を加えておくのも悪くない。コストは上がるが。

・Ranged Attack(間接射撃)
 具体的にこの名前の能力は存在せず、間接射撃能力としてRange Damageの欄に表示される。距離が離れたところから安全に攻撃できることと、飛行ユニットなど高度差のあるに対象に対しても攻撃が届くことから非常に利用価値が高い。但し接近されると近接攻撃が優先されてしまい間接射撃ができないので脆くなるのと、同種の生物が固まって一斉射撃をしているところを範囲間接射撃されると複数ユニットがダメージを受けるので分が悪い。近接生物を壁にして、後ろに間接射撃生物を配備するのが基本戦術。

・Regeneration(再生)
 毒とは逆に、HPがじわじわと回復する。ペースは大体一緒で2HP/sec程度。戦闘してない間に回復するのはかなり役に立つ。戦闘中もわずかながら生存の可能性を高めるし、持っていて損のない能力。Chameleon(カメレオン)、Komodo Dragon(コモドトカゲ)、Lobster(ザリガニ)の3種が持つ、パーツ依存しない能力。

・Sonar Pulse(超音波)
 発動型能力。指定した場所の周辺が数秒間見えるようになる。遠隔地の索敵ができる戦略的能力。また普段は見えないCamouflage(カモフラージュ)やDigging(穴掘り)を持つ生物も見える。コウモリとクジラ2種が口から吐く。

・Stink Cloud(悪臭雲)
 発動型能力。悪臭をまきちらし、範囲に入った敵の移動力を一時的に低下させる。また範囲内にいる味方を間接射撃から守る。範囲を持つ発動能力の割には珍しく敵味方の区別がつく貴重な能力ではあるが、いかんせんこれを持つのが戦闘能力の著しく低いSkunk(スカンク)の尾のみというのが難点。

・Swimming(泳ぎ)
 これを持つ生物は水中を移動できるようになる。ただ魚類のように水中しか移動できないパターンと、水陸両用の場合があり、区別は移動力の表示に白(陸上)と青(水中)の2つの数字があるかどうかで判断がつく。いずれにしても、生産にはWater Chamberが必要。当然ながら水陸両用の方が断然使いやすいのだが、能力の高いサメ2種やクジラ2種は水中のみで扱いにくいなど、なかなか難しい選択となっている。



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