Imperialism II 資源解説



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☆一般材料資源
 材料資源はそのままは利用できず、労働力を費やして加工資源にしてやる必要がある。

・羊毛
加工:2羊毛→1布
産出:旧世界のみ
地形:肥沃な丘陵
探索の必要:なし

 序盤で極めて重要な布を作るための材料。探索の必要がないので、最初に大国を選択する時点で数が確定する。なお新世界に羊はいないが、代わりに綿花があって同様に布の原料になる。

・原木
加工:2原木→1木材
産出:旧世界、新世界両方
地形:雑木林、森林
探索の必要:なし

 最初から最後まで重要な木材の材料。雑木林はLv1しか開発できないので、森林をきっちり保有しておくべき。ただ世界で最も多い資源なので、金で解決することは可能。

・錫
加工:1錫+1銅→1青銅
産出:旧世界、新世界両方
地形:沼
探索の必要:あり

 序盤から中盤くらいで必要になる青銅の材料。沼にしか存在せず、しかも探索しないと分からない。自領で産出しないこともままあり、意外にレアな存在。取引量も少ないので、その場合は新世界で確保を急がないと陸軍ユニットがまともに作れなくなる。

・銅
加工:1銅+1錫→1青銅
産出:旧世界、新世界両方
地形:不毛な丘陵、山岳
探索の必要:あり

 青銅の材料。丘と山の両方に存在する可能性があり、錫よりは広く分布しているのでまだ入手し易い。鉱石シリーズは絵が同じで色で見分けるしかないのだが、錫は白っぽく、銅は赤っぽく、鉄は灰色。銅は一発で分かるが錫と鉄鉱石はたまに間違えるので要注意。

・鉄鉱石
加工:2鉄鉱石→1鋳鉄
   1鉄鉱石+1石炭→1鋼鉄
産出:旧世界、新世界両方
地形:不毛な丘陵、山岳
探索の必要:あり

 ゲーム全般を通して最も使用する材料と言ってもいい。鋳鉄は開発や道路、前半の軍事ユニットに使用し、鋼鉄は後半の軍事ユニット全般に使用する。ないとゲームが進まない。Imp2では鉄が関連する資源は鉄鉱石、鋳鉄、鋼鉄と細かく3種類もあるので、漠然と鉄と言っても特定できないことに注意。

・石炭
加工:1石炭+1鉄鉱石→1鋼鉄
産出:旧世界、新世界両方
地形:不毛な丘陵、山岳
探索の必要:あり

 鋼鉄の材料。ゲーム後半から急に重要になるが、前半では全く掘らなくても困らない。海運を圧迫するのももったいないので、陸路で運搬できる分だけ開発しておいてストックを作っておくといい。後半では凄まじい量(例えば外輪船は24)を消費するようになるので、いつまでも放置しておくと痛い目に遭う。

・綿花
加工:2綿花→1布
産出:新世界のみ
地形:綿花農場
探索の必要:なし

 布の材料その2。大抵の場合羊毛だけで労働者の増員は何とかなるので(逆に食料事情によりむやみに増やせない)、綿花の価値は低い。海運量が足りなくなった場合に真っ先に減らしていい資源。


☆嗜好品材料資源
 嗜好品資源は、初級〜上級労働者が必要とする資源であり、あれば劇的に労働力を増やすことができる。労働者の総数が食料事情により制限されているため、事実上労働者の質を上げないとゲームにならないので、いずれも必須資源と言える。オプションで嗜好品経済を単純化させていると、労働者はどの嗜好品でも受け入れるようになる。

・サトウキビ
加工:2サトウキビ→1精糖
産出:新世界のみ
地形:サトウキビ農場
探索の必要:なし

 初級労働者が必要とする精糖の材料。新世界の富の代表的な資源であり、まずはこれを獲得するのが新世界進出の第一目的。同一州に2つサトウキビ農場があると、街で4サトウキビを加工して1精糖にしてくれるのでお得。但し建築士によって街を開発する必要がある。

・タバコ
加工:2タバコ→1葉巻
産出:新世界のみ
地形:タバコ農場
探索の必要:なし

 中級労働者が必要とする葉巻の材料。中級労働者(労働力6)は初級労働者から成長させる必要がある。労働力の増加が見習い(1)→初級(4)ほど大きくないので、精糖に比べて価値は若干低い。

・毛皮
加工:2毛皮→1帽子
産出:新世界のみ
地形:ツンドラ
探索の必要:なし

 上級労働者が必要とする帽子の材料。ツンドラに必ずあるわけではなく、探索の必要はないが滅多に存在しないので非常にレアな存在。入手難易度と中級労働者から成長させる手間の割に労働力の増加が2しかない。


☆一般加工資源
 材料資源を加工したもの、もしくは最初からそのまま使用できる資源。材料資源を同一州に4単位産出する場合、街は加工資源を1単位産出する。青銅や鋼鉄のように別種の材料資源を必要とする場合は各2資源ずつ。意外と忘れがちなテクニックだが、加工品がそのまま手に入ると海運スロットと労働力が浮くので重要。街の開発と道路の引きこみが必要。なお街の開発を実施するには国家官僚組織の技術を得た上で、建築士を街の上で開発する必要がある。

・馬
産出:旧世界のみ
地形:馬飼育場
探索の必要:なし

 珍しく加工せずにそのまま使える資源。騎兵系のユニットを作るのに必要になる。旧世界にしか存在せず、しかもLv1しか開発できないので入手方法は非常に限定される。騎兵は城塞攻略によく使うので、非常に貴重な資源。金に余裕があるなら購入してでも入手したいところ。

・布
 新たな見習労働者を雇うのと、陸軍ユニットを雇うのに必要なのでかなり重要。ただ原料が羊毛と綿花と2種類あるので、比較的量を多く作ることが可能。序盤の急成長期を除けば、急激に必要になることはそんなにないので、中盤以降は余った労働者を割り当てる程度でいい。

・木材
 資源の開発、道路建設、鉄道建設、要塞建設、港建設とありとあらゆる局面で使う上に軍事ユニットも大量に使用するので、いくらあっても足りない超重要資源。最悪なことに、資源の開発はLvが上がるにつれ必要資源が2のLv乗で効いてきてLv3から4にするためには8木材が必要。最初から全力で確保に走って丁度いいくらい。大抵木材確保の手を抜いて、後で不足して無為に数ターンを浪費するパターンに陥る。

・紙
 市民ユニットの雇用と労働者のランクアップに使用する。木材と同じ原木から作るので、どっちにどれだけ分配するか迷うところ。木材の方が重要であることに間違いはないのだが、かと言って市民ユニットもいざというときに大量投入したいし、労働者のランクアップは嗜好品入手次第すぐに実施したいので、普段からある程度ストックしておくこと。

・青銅
 要塞建設と前半の軍事ユニットの一部に使用する。原料の錫が入手しにくい割には需要が多い資源で、交易で入手することは困難。前半はひたすら平和路線で通し、後半になって軍事ユニットが使用するのが鋼鉄に切り替わるまで待つ方法もあるが、軍事力なき平和は(難易度が低ければ別だが)一般に有り得ないので机上の空論である。

・鋳鉄
 資源の開発(2のLv乗)、道路建設、港建設、前半の軍事ユニットの大半とかなり広い局面で使うので、これもいくらでも欲しい重要資源。厄介なことに原料の鉄鉱石は鋼鉄にも使用するので、割当が非常に難しい。大抵の場合鋳鉄不足で開発が遅れることになるので、これも最初から全力で確保に走るべき資源。

・鋼鉄
 鉄道建設と後半の軍事ユニットで使用。ただ軍事ユニットは最後の方になると凄まじい量(攻城火砲隊で20とか)を使用するので、原料の鉄鉱石を鋳鉄と分け合いながら細々と作っているのでは間に合わなくなる。るつぼ工程の技術を開発しないと作ることすらできない。

・精糖
 初級労働者が働くのに必要な資源。無いと初級労働者は「病気」と称して働かなくなる。労働力4がごそっと落ちるのでかなり痛い。サトウキビ農園は結構固まって配置されていることが多いので、前述の街開発を使って精糖の形でボーナスを得て置きたいところ。なお製糖の技術を開発しないと作ることすらできない。サトウキビを加工する技術、及び初級労働者の技術とは別な技術であることに注意。

・葉巻
 中級労働者が働くのに必要な資源。無いと中級労働者は「病気」と称して働かなくなる。中級の場合は労働力が6なので初級より更に痛い。タバコ農園も結構固まって配置されていることが多いので、街開発ボーナスを狙うべき。こちらもタバコ栽培の技術と中級労働者の技術、葉巻生産の技術と全部分かれているので注意。

・帽子
 上級労働者が働くのに必要な資源。無いと上級労働者は「病気」と称して働かなくなる。上級に至っては労働力が8なので落ちるとしゃれにならない。毛皮はレアなので一つの州に2箇所あったら大喜びしていい。サトウキビやタバコ同様、毛皮を得る技術と上級労働者の技術、帽子製造の技術と全部分かれているので注意。


☆食料資源
 食料資源は全ての資源の中で最も重要。何しろこれがなくなると労働者及び軍隊がばったばったと餓死していくのである。しかも交易の対象外なので、自給自足する以外に方法はない。人口にはくれぐれも気をつけないと、食料不足のリカバリーで数十年出遅れるなんてざらである。

・穀物
産出:旧世界のみ
地形:穀物農場
探索の必要:なし
 最初から最後まで気を使う必要のある食料資源その1。食料は2系統に分かれ、植物性と動物性食料のうち、植物性は穀物のみである。新世界にもないので、初期配置の時点で穀物農場の数はきっちり数えておかないと後で泣く。しかも人口が奇数の場合、穀物を食べるので一番重要な資源と言っていい。

・食肉
産出:旧世界のみ
地形:放牧地
探索の必要:なし
 食料資源その2。動物性食料。これも穀物同様、初期配置の時点での放牧地数に依存するのだが、動物性食料の場合はもう一つ魚があるので、穀物に比べると入手は容易。ただ甘く見ていると不足して泣くことに変わりはない。

・魚
産出:旧世界、新世界両方
地形:海、川
探索の必要:なし
 食料資源その3。動物性食料。港を作れば手に入るので、事実上無限に入手可能。港を作るコストは木材5鋳鉄5と序盤は痛いが、放牧地をLv2にする時期になったら港の方が得られる食料当たりのコストが割安になる。普通の海・川で魚3が、河口に隣接した港なら魚5が手に入る。


☆貴金属資源
 貴金属資源は全て新大陸にしかない。持ち帰ると換金される。それ以外の用途はない。手っ取り早く収入が得られるので、特にダイヤモンドのある州は戦争のきっかけになるくらい争奪が激しい。

・香辛料
産出:新世界のみ
地形:香辛料園
探索の必要:なし
 1個$50で売却される。探索の必要がなく、新大陸にかなり広く分布しているので、とりあえず香辛料が多い州から切り取っていくのがセオリー。

・銀
産出:新世界のみ
地形:不毛な丘陵
探索の必要:あり
 1個$100で売却される。丘から出るので、大抵の場合は取った後で偶然見つかったケースと思われる。たかだか$100なので、わざわざこれのために戦争するほどではないが、それでも足しにはなるので見つけたら速やかに輸送手段を確立すること。

・金
産出:新世界のみ
地形:山岳
探索の必要:あり
 1個$200で売却される。この辺から欲に目がくらむ人々(及びコンピュータ)が出てくる。山はこれ以外にも貴重な金属資源が見つかることが多いので、探検隊を出す地形に迷ったらまず山から。

・宝石
産出:新世界のみ
地形:山岳
探索の必要:あり
 1個$300で売却される。かなりレア。金と同様山から発見される。往々にして攻撃目標に選ばれる理由になる。

・ダイヤモンド
産出:新世界のみ
地形:砂漠
探索の必要:あり
 1個$400で売却される。砂漠という他に何も生産性がない地形からごくごく稀に出土する。山と違って、砂漠の探索はダイヤの有無だけというかなりのバクチであり、外れた時の落差がでかい。砂漠が一杯ある州をとりあえず確保というのは、成功したとしてもどのみち戦争を呼ぶのでおすすめできない。




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