天下統一 織田家の場合



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 いよいよ戦国時代の主人公、織田信長の番である。しかしこのゲームほど織田が厳しい状況になっている戦国ゲームはない。分類すると明らかに弱小国になるのである。確かに1551年の尾張は史実では内紛のまっさかりであり、信長実に若干18歳の頃である。後に今川義元を討ち取る桶狭間の戦いが9年後、まだまだ分家の小せがれで大うつけの評判が出始めたばかり。持っている城は那古屋城のみで、周りは敵だらけ。涙が出そうな辛い配置である。



 初期武将はかなり頼りない。じいである平手政秀60歳(軍3政9)と一族の重臣林通勝(軍4政7)の2人だけ。信長本人が軍事10政治14の優秀な能力と、初期にしてはやけに多い兵力20を持っていることだけが救いとなる。とりあえず織田一族には互いに争ってもらうとして、最初のターゲットは鳴海城。城の規模が小さいのと、敵将山口が兵力8しかない。更には一度確保したら空き城にしても攻めこまれない地勢。これだけの条件が揃えばもう迷う必要はない。そして次は一向一揆の篭る長島城。長島一向衆と言えば史実でも結構手を焼いた連中で、実際戦力20というのは序盤にしては嫌なもの。一度で落とすのは難しく、ここで夏と秋を費やす。

 ここからが入り乱れた尾張の城連絡が厄介になるので、うかつに手を出せない。清洲も守山も、落とせば背後から那古屋を攻められる。しかも国内統一に関する障害として、「支配率が50%を越えると独立勢力は手を組む」というルールがある。支配率は城のLvで数えるのだが、よほど差がない限りは基本的に城の数に準じる。現在七城の内三城。あと一つか二つで独立勢力の団結が始まる。そうなると厄介なので、なるべく兵力の多い敵から先に倒すことにする。よって第三目標は守山城の織田信光。よく覚えてないが確か信長の叔父に当たる人物だったはず。この辺の独立勢力の織田一族は皆本家、もしくは信長よりは本家に近い分家筋の連中ばかりである。信長は当時「分家の小せがれ」であって、こんなのが台頭すればそれは団結して叩かれても仕方がない。

 敵が築城しているおかげで、支配率はこの時点ではまだ40%台。次の城を陥落させると残り二将が手を組む。兵力的には清洲の織田信友5と犬山城織田信安15で、犬山城が先かとも思われるが、それをやると敵に攻撃を受ける対象が那古屋、守山、犬山と三箇所になる。清洲を落とせば清洲、守山の二箇所で済むのでまだ守り易い。ここで清洲を先に落とすが、後にこれが間違いの元となった気がする。残された信安15、信清10の連合軍を、平手と林の二将で防ぐことができず、守山を1回失うこととなってしまったのである。結局尾張平定に丸二年かかる。(つづく)

 どうにも幸先が悪いので、製品版購入を機にやり直し。長島城を落とすところまでは選択の余地がないので一緒。さてここで運良く佐久間盛重登場。こうなると話は変わる。独立勢力結託の前に守山、清洲を一気に攻め落とし、兵力が20もいて一番厄介な叔父の信光を倒す。次に犬山、岩倉の2つを同時に落として、1552年春に無事国内統一。

 さて気になる今川だが、この時点ではまだ遠江までしかきていない。わざわざこちらから三河に出向いて決戦するのもあほらしい。基本的に今川は同盟を組んで飼い殺しにするのがこのゲームの基本戦略である。無視して石高の高い美濃を取りにいくことに。義父にして同盟国当主である斎藤道三の存在が問題になるが、どうやら美濃三人衆に敗れて戦死した模様。同盟破棄の通達を受ける。これ幸いと全面侵攻。森可成、滝川一益、柴田勝家と堰を切ったように人材も増え、いざ義父の仇。さすが三人衆の前に一度敗退したものの、斎藤義龍は弱体化していて見る影もなかったので、割と簡単に美濃統一。1553年夏。

 今川を石高的には抜いたので、そろそろ同盟締結の目もあるだろうと思うのだが、一向に成功しない。敵は三河に侵入してきたようなので、いい加減ここで腹をくくって今川と雌雄を決することに。それなりの人材が出てくる三河だけ取ったら同盟締結して東にけしかけるのも良し。



最終成果:挑戦中


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