ボードゲーム 2008年




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2008年
皇帝年間ゲーム大賞 「スルーザエイジ」 原題:Through the Ages

選考理由:かの名作PCシミュレーション、Civilizationの楽しさをそのままボード化したような作品。すなわち、技術開発・偉人・世界の7不思議と言った要素、そして戦略シミュレーションには欠かせない内政と外交と軍事ももちろん入っている。展開が遅いように見えるが、それはコンポーネントがやけに多くて操作に時間がかかるためであって、中身はダイナミックにずんずん進む。
 技術開発の楽しさと、国を守るための軍事とのバランスの追求は永遠のテーマであり、飽きることを知らない名作。上述のとおり操作時間が長いため、2人〜3人のプレイに向く。


最終ノミネート 「蒸気の時代」 原題:Age of Steam
選考理由:発生する貨物をいかに効率よく運び出すか、という割と単純なテーマに対し、経営・競り・陣取りの要素が絶妙にミックスされている。
 マップが変わればもちろんだが、同じマップでもランダムに出現する貨物の種類によってはまた展開ががらっと変わり、繰り返しのプレイに耐えうる名作。こちらは人数が多い方が熱いので、4人〜5人がおすすめ。

 今年は豊作で、どちらに大賞を与えるか非常に(丸1年も)悩んだものの、プレイ終了後の「もっとあれをああすればうまくできたのに」という未練がより大きい方を大賞とした。幸いにして適正人数が異なるため、面子の数次第で選べるのがせめてもの救いか。


2008年皇帝年間ゲーム大賞 選考過程
[ノミネート作品](5点満点評価中5点、この中から大賞が選出される)

キューバ(ボード) 5
 システムはプエルトリコと大聖堂の中間とでも表現しようか。アクションの余力を使って競り落とす独特な法律採択システムが異彩を放っており、一発逆転の可能性を秘めている。ただ建物のパワーが弱いため、あまり作戦を模索するほどのバリエーションはなさそう。

コンテナ(ボード) 5
 製造・商社・輸出の3業態を経て製品を島に運び込んでVPにするのだが、各人どの色の製品が何点になるかは秘密なので需給の見通しが悪いのがなんとも。それとなぜか自社製品は自社で扱えない規定が心に引っかかり、大賞を逃す。

スルーザエイジ(ボード) 5
 大賞受賞。

蒸気の時代(ボード) 5
 最終ノミネート受賞。

[その他今年初めてプレイした作品](大賞の選考外、数字は5点満点評価)

ハンブルグ(ボード) 3
 資源経営型+陣取り。製品販売と教会陣取りの相関がいまいち薄くて士気があがらないのと、システムにさほど特色もないため、あまたあるこの手のゲームの中では残念ながら埋もれてしまう。

アミティス(ボード) 4
 資源経営型。さまざまな要素のうち、どれを専門に進めていくかを絞りこむ辺りがケイラスにやや似ている。2回プレイした限りでは、勝ち筋がキャラバンをとった2名に限定される気がして、ちょっと戦略に幅がないかも。

アグリコラ(ボード) 2
 箱庭経営ゲーム。PCゲームで似たような作品がいくつかあるわけで、それをわざわざボード化してもコンポーネントが非常に煩雑だし、そこまでして多人数ソロプレイをする意味が見出せない。

謀略級三国志(ボード) 3
 シャドウハンターズの三国志版。勝利を目指すというよりは、いかにメンバーとの掛け合いや雰囲気を楽しむかというパーティーゲームに近い。チーム戦というよりは個人戦になりがちで、このため勝敗が決まりそうになると周囲から強力なカードで阻止するケースが多々あり、終盤の膠着感がマイナス点。

ウントチュース(カード) 2
 多人数用競りゲーム。場を暖めるにはちょうどいい。

フットボールリグレット(カード) 1
 トランプのスピード。

それ何やねん(ボード) 2
 オブジェを使って出されたお題を表現するパーティゲーム。直感という普段使わない脳の部分を鍛えられる。鍛えてもあまり使いようがない部分でもあるが。

ステルネンヒンメル(ボード) 3
 陣取り。他人を妨害するブラックホール駒をつい置きたくなる、性格の出るゲーム。テーマ的に十二黄道だから仕方ないが、12面もの陣取りを同時に進める意味はゲーム的にはあまりない。

ギャラクシートラッカー(ボード) 3
 同時進行で全員でタイルをめくって宇宙船を完成させる、一風変わったアクションゲーム。結果発表とも言える交易フェイズで笑いが起こるいいゲーム。戦略思考に疲れたときにでも。

レースフォーザギャラクシー(カード) 2
 宇宙版サンファン。好きになれない度もサンファンと同等。



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