ゲーマー日記 2002年4月分


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2002年4月1日 月曜日

 疲れたので2日分寝る。


2002年4月2日 火曜日

 久々にJangband(Win)。炎の暴君「バルゴ」を倒すが収穫はなし。呪文書を一杯焼かれる。4冊ずつ持ってた甲斐があったというものである。十一首ヒドラがわらわらいるヘビ部屋には結構参った。さすがにブレス攻撃してくる敵を複数相手にするにはHPが足り無すぎる。

 伊政(仮名)がEverquest(Win)を始めてしまった模様。よりによってこの廃人ゲームに手をつけてしまうとは。Piromi(仮名)のように取り込まれてしまい、二度とAOC(Win)に帰ってこなくなるようなことがないことを切に祈る。折に触れてEQの恐ろしさを吹聴する予定。

 とあるゲームショップに会社帰りに寄り、J(仮名)と店長と3人でカルカソンヌ(ボード)。先日居城でプレイしたのは実はルールが間違っており、既に他プレイヤーの駒があるエリアに相乗りするのは禁止らしい。後で合流する分には問題ないので、合流できるようなところに含みを残して置くのが戦術であり、これがゲームをより深くする要素となり、確かに正しいルールと言える。3人だと5人と違い引けるタイル数が多く、また邪魔する相手がいないことから大分様子が違う。3すくみな状態が発生することからも、どうも3人が適正人数という珍しいゲームのようである。序盤みんな城パーツばかり引き、巨大な城があちこちにできつつある状況で、3人とも手駒を使い果たす展開。J(仮名)が修道院を次々と引き、付近の道路も含めて着実にトップを走る。後半になりようやく前半に設置した駒が戻ってくる。店長と共同で作っている巨大な城は、閉じれば2人とも点数を分けられるのに欲張りな店長は独り占めすべく3つ目の駒を一つ離れて設置。結局この含みは完成を見ることなく終わり、点数は半分に。哀れ店長、周回遅れの豪快なビリ。最後はなんと1点差でJ(仮名)を抜き去り勝利。しきりに悔しがるJ(仮名)。


2002年4月3日 水曜日

 シュヴァルツシルトF(Win)。4章の半分程度進めたところで、いきなりイベント発生。真王の敵対勢力、エグザス様登場。ほほう、対決ですか。なんで真打ちが登場するのに外伝なんでしょうか。Zもエグザス側でプレイして真王軍と対決したが、あれは手下のモリスだけだったのでまあ外伝でも可と思ったが、これは互いにボスが出てきての正面対決っぽい。やはり本編はもう二度と出ないという確信を得る。

 またとあるゲームショップでカルカソンヌ(ボード)大会。J(仮名)、店長の他に小林少年(仮名)で4名。小林少年(仮名)はゲームセンスが良いので、初プレイの割になかなかいいところに置いていく。それでも手駒を軽視した勿体ない配置がいくつかあり、結果ひたすら大きな城を建築しまくった店長が優勝。4人だとまだ邪魔が少ないので結構順調に自分の育てたい方向に進められる。人数によってセオリーが変わるせいか、なかなか勝ち方というのがはっきりしない、奥の深いゲームである。


2002年4月4日 木曜日

 たまにはMTG Online(Win)。またパッチが当たってると思ったらオープニングがついたらしい。要らん。まあ確かにそっけないスタートだったので、きっと製品版にこっそりつけるのだろうと予想していたが、β時点でつけてくるとは。こんな無駄なことしてないでバグや未実装のカード全部潰しなさいよ。リスを増やす別ゲームをやるが、普通にやるとまず勝てないし、リスが増えまくる展開になるとすぐ投了されてなかなか記録が作れない。悲しいことである。

 3日連続でとあるゲームショップにてカルカソンヌ(ボード)大会。出張なので来れそうにないと言ってたはずのJ(仮名)がなぜか気合で参加、昨日の面子に柳沢君(仮名)が加わって5人戦。さすにが5人ともなると引けるタイル数が減り、他人の妨害チャンスが増えるためになかなか難しい。序盤から農地の重要性に目をつけた小林少年(仮名)の悪手だったはずの一手が、周囲の無警戒な城建築により妙手に変化、やっとみんなが気付いて我も我もと農地戦争に加わるが、どうしても先に置いた方が有利で、引きの強さで2駒を繋げることに成功した店長以外は脱落。ゲームの持ち主で最もプレイ回数が多いはずのJ(仮名)は、早めに自力で城を完成させてダッシュをかけるものの、後半は辺境からの無茶な農地参画がたたり失速。最終的には私に1点差をつけられてJ(仮名)ビリに。優勝は卓越したゲームセンスの持ち主小林少年(仮名)。何度やっても勝ち方が分からんのうとJ(仮名)と2人で食事しつつ嘆く。ひょっとするとこの2名は卓越してゲームセンスが悪いのかもしれぬ。昔浜松OFFで6ニムト(カード)をプレイしたときも、最後まで2人でドベ争いをしたことがふと記憶に甦る。


2002年4月5日 金曜日

 シュヴァルツシルトF(Win)。エグザス軍とどっちがポリックスの首都を先に落とせるか競争。仮にも銀河の8強国だったはずが、ただの雑魚扱い。どうしてもこのシリーズは8強国が他の国とはレベルが違うという実感が湧かない。クラーリンはいつも涙が出そうなくらい強いが、それは通常戦艦では傷さえつけられない圧倒的なパラメータ設定によるところが大きく、またシリーズのほとんどでそう強調しているから共通認識として確立しているのだが、8強国に関しては登場する度にやられ役なので、ひょっとして単に国土が広い順なのかと思える。元首もどこも小物ぶりを遺憾なく発揮しており、意図的に弱く見せてるとしか考えられない。そんな8強国を草刈りのようになぎ払っていく。


2002年4月6日 土曜日

 まだシュヴァルツシルトF(Win)。やっと4章クリア。結局ポリックスの首都はエグザス軍に先を越される。ノーミスで行けばあるいは先に取れるのだろうか。8強国ポリックスの元首はずっと小物だったが死に際も小物。この分じゃ次回作で残りの5強国がまとめて登場して全滅するに違いない。5章はついに真王軍対エグザス軍の正面衝突。エグザス側でやりたいのに。


2002年4月7日 日曜日

 DLだけして放置していたデモ版にそろそろ手をつけてみる。まずはティルナノーグ3(Win)デモ。過去の名作RPGである1や2と何が違うのか分からないくらい、正統な続編である。基本が良くまとまってる作品なので、変える必要性は全くないのは認めるが、こうまで一緒だと一体差は何かと勘ぐりたくもなる。デモなので本シリーズの最大の特徴であるランダムシナリオジェネレーションはできず、用意されたシナリオしか遊べない。ドキュメントによるとLv4までいったらゲームオーバーらしい。既に仲間になっているキャラを見ると、確かに過去に出てこなかった新種族である。まさか差はこれだけかいと思わせるほど後は一緒。唯一操作性で気になったのは、過去はテンキーで全ての操作ができたのだが、3は敵の指定がマウスのみになってる。デグレ。どうせ一つのシナリオでLv4までじゃ遊べる幅がまるでないので、1回やって即消す。いい作品ではあるが、別にこのシリーズに思い入れがあるわけでもないし、買う意味が見出せない。せめて1と2との差をアピールしないと。相変わらずシステムソフトは商売が下手な会社である。

 MTG Online(Win)βもちょっとだけやっておく。1ヶ月前にβテストの新局面のために資産をリセットするとか言ってたのは一体どうなったのかとホームページを覗いて見るがその後全く音沙汰無し。その後オンラインショップの負荷が軽減されたことを見ると、単にテスターの購入心理を冷やすためのはったりである可能性が考えられる。もっともβテストの終焉通知も全くなく、新局面を迎える時間はまだありそうな気配ではある。リセット後また1ヶ月ほどβテスト継続するとして、もう少し粘れば次のエキスパンションもオンラインで楽しめる日は近いかもしれない。

 フリー構築のシリアスデッキコーナーに行きIchoridデッキを試す。カジュアルデッキコーナーは緑単色リス増殖デッキでも結構勝ててしまう、ファンデッキコーナーと言ってもいい場所なのでまともな調整はこちらでやる必要があるっぽい。3試合ほどやるが、課題が二つほど。まずInstantの対処がほとんどないため、Haste生物に弱い。具体的に言うとSkizzikとMagnivore。後者はまだゾンビトークンで緊急対処できる可能性があるが、前者はTrample付きだから手に終えない。かと言って入れるとしたらTerminateくらいしかないか。もう一つの課題はHaunting Echoes(俗称名倉)。こればっかりはどうにもならないかも。勝つためにはIchoridを墓場に入れる必要があるのに、そこを突かれるのではどうにも。Coffin Purge辺りで今いるIchoridを除外するんだろうか。これは検討の余地があるかもしれない。普段は敵のFireboltやHerdを除外するのに使えなくもないし。ちなみに第三の課題としてCompostがあるのだが、これはもう諦めるしかない。一応サイドのDeedで剥がせる日を夢見ることにする。

 Jangband(Win)は日課というには間隔が開き過ぎているが、だからと言って投げた訳ではない。こつこつやるのが楽しいゲームなのである。昔取り逃がした暁の死「ジ=インデュア」と再対決。当時よりはるかに成長した今負けるはずもなく、殴り倒す。ユニークもう一匹、静なる者「アデュナフェル」は炎の耐性がないのでファイアボルトで近づかせもせずに勝つ。そろそろ地下40階も卒業の時期が来たのかもしれない。新たなるユニークとアーティファクトを求めてさらに地下へ。地獄耐性をつけてから、と思っていたがスポイラーで探してみるとかなりレアなものばかり。生命力復活の薬買いこんでどんどん進めた方がいいのかも。


2002年4月8日 月曜日

 放置していたデモ版第2弾、Sid Meier's Sim Golf(Win)デモ。メイヤー教信者たるものが放置していたのも何だが、ゴルフにほとんど興味がないものだからついつい億劫に思えていたのである。だがしかし、さすがシド様の名前がついてるだけはあり、これが予想外に面白い。既存地形にグリーンやフェアウェイをデザインしてシム(NPCども)がゴルフしに来るのを待つのが基本で、彼らの落とす金でコース経営者として肥え太るのが目的。コースは難しくするとこんなのつまらんと文句を言われ、簡単にするとやはりあっさりバーディが取れるようじゃ大したコースじゃないとか言われる。しかしそれなりに難易度調整をすると満足してくれ、会員になってくれたとかオブジェをプレゼントしてくれたとか色々ご褒美が貰える。ソーダ売りを配置すると丁度のどが渇いていたとか言ってみんなばんばん買ってくれるのでいい副収入。その他パターゴルフを設置すると練習してくれてやはり金を落としてくれるし、ゴルフ用品の売店もなかなかいい収入源になる。システム的にはローラーコースタータイクーン(Win)に酷似していると言ってもいいが、自分の分身がコース付きプロという触れ込みで一応簡単ながら自分の設計したコースでゴルフゲームもできる辺りがちょっと違う。ただシドメイヤーゲームの共通点である「ライバルとの競争」要素が入ってないように思えるのが残念ではある。

 デモ版限界の3ホールを設計してオープンし、次々と評判が上がってそのうちトーナメントまで開かれるようになり、コース付きプロが出場し賞金貰って順調に経営。調子にのって借金してまでテニスコートやホテルを建てたら誰も入らず、2年で借金を返せないとクビと言われてその通りになる。悔しいので後日再プレイ予定。

 久々にオークションで買ったアザーライフアザードリーム(PS)が到着。先週ぽちょむきんすたー(仮名)が来たときに何か面白いPSソフトは無いかと訊ねた返答がこれだったので、250円で落札。まあそんな金額じゃあさほど大したことはないなと思っていたら、その通り。ローグタイプのランダムマップジェネレーションRPGとペットを育てる要素が加わり、更にコナミお得意のギャルゲーも入ってる。いずれも中途半端なくそゲーギリギリラインの作品。RPG部分は、トルネコ等先発ソフトに比べると難易度は非常に低いものの、緊急対処できるアイテム数が非常に少ないため、この手のゲームで一番面白いアイテムの使い方に悩む部分がほとんどない。通路が基本2マス幅と広いのでどうにも逃げられないパターンは少ないが、モンスターの強さやアイテムの出現率等のバランスがあまりよろしくないので、HPが少なくなったらほぼおしまい。ペットの育成は融合とか色々あるらしいが、根幹が面白くなければおまけに入れこむ理由もない。ギャルゲー部分に関してはもはやコメントする気にもならず。大体全体、なぜこの手のゲームで3Dにする必要がある?いつも言ってることだが、なんでも3Dにするな。そして3Dにすることでデータを増やしてインタフェースを悪化させるな。これだけで20%は評価ダウン。その他もろもろで評価は10段階の4というところか。一応もう少しは続けるつもりだが、多分もう1段か2段評価は落ちる方向と思われる。いきなり初日で決定的評価を下すのも何だし。それにしてもぽちょむきんすたー(仮名)の好みの悪さには閉口。今後アドバイスを求めるのは考え物である。アドバイザーももう少し選ばなくては。


2002年4月9日 火曜日

 Sid Meier's Sim Golf(Win)デモの2回目。今度は最初に選択する場所を変えて前回のサンディエゴからフロリダに。一応初期地形が変わるので、それを生かしたホールデザインをするとがらりと違うコースになる。岩がごつごつした地形で、湖がちらほらとあるのでこれを取り込んで難易度の高いホールを作る。さすがに難しすぎるとまた怒って帰る客が出るので、3つ目はオーガスタの18番ホールを真似てアイクスツリーをあしらった木を真中に置いた単純なデザインにしてみる。大昔遥かなるオーガスタ(98)はひたすらやりこんだので、ゴルフ自体には興味ないくせに一部覚えているホールがあったりするのである。難易度をEasyからNormalに上げたせいか、さすがに手放しでほめては貰えなくなる。特に3番ホールが不評で、「目をつぶったって打てる」とか暴言を吐くプレイヤー続出。そのくせラフに突っ込んで怒ったりするから手に負えない。難易度の高い1番2番は愛称をつけられて世界のベスト100ホールやらベスト18ホールやらにエントリーされ、その分高収益になるのだが、3番は木を追加したり傾斜をつけたりしてもどうにもならず。どうやらウォーターハザードをうまく使った難しいホールが好まれる傾向にあるらしい。

 焦らず収益基盤ができてからテニスコートとホテル経営に着手。どうやら直接客が入って収益が上がる訳ではなく、客の上機嫌を保つ時間が増えるとか、客が会員になる確率を高めるとかいった効果が上がるだけらしい。確かにシドゲームではこの手のオプションはそういう継続的なパラメータ上昇に使われることが多いことを思い出す。しかしいくらプレイしててもライバル経営者とかライバルプレイヤーとかは現われず。競争原理のないゲームは退屈である。経営ゲームにしては単純すぎるので、これはゴルフ自体が好きで自分の思うようにデザインをするところがメインなゲームらしい。まあ冠取ったらただのシムゴルフだしそりゃそうだわな。とりあえず満喫。

 250円相応の価値しかなさげなアザーライフアザードリーム(PS)も2回目プレイ。ギャルゲー部分は無視すべしというぽちょむきんすたー(仮名)のアドバイスに従うまでもなくそんなところは気にしちゃいないのだが、肝心の不思議なダンジョン部分がちっとも面白くない。何かに似てると思ったら、以前タダで入手したマスターブレイズ(Win)にそっくりなのである。段差つきのダンジョン、魔物を仲間にする部分。そして何よりも根本的に面白くないところが一番似てる。案外制作会社が同じだったりするのかもしれない。この手の仲間つきの元祖は恐らくNethack(UNIX)で、そんな(色々な意味で)ビッグな先祖を持ってしまったところから悲劇が始まっている。2回目の探索で9階まで行ったが、サブマリンとかいう初期無敵なモンスターに囲まれて街に戻るアイテム使用。このアイテムがHPを回復させるアイテムより頻繁に見つかるところが今一つ納得いかない。ひょっとして魔物の卵をいきなり売り飛ばした辺りがゲームを楽しめない理由なのだろうか。でも一度に連れて歩けるのが一匹である以上、初期の魔物を鍛える方がましだと思えて仕方が無い。そんなことよりもとにかく、3D画面を見ているだけでむかつく。

 とあるゲームショップで、近頃流行のカルカソンヌ(ボード)をジウ(仮名)、柳沢君(仮名)の3名でプレイ。いつのまにか持ち主のJ(仮名)が初期欠品で長いこといじめネタにされていた黒コマ不足を解消していたのにびっくり。店長の話だと日曜日にわざわざ来て補充していったらしい。3人だと邪魔が少なく置けるタイル数が多いので、さくさくと城ができあがる。修道院を3枚引いたことと18点分の城を鬼引きで自力完成させたことで優位に立ち、決め手の農地戦争も3:3:2できっちり21点をゲット、優勝。

 その後小林少年(仮名)、J(仮名)の順にやってきて、J(仮名)が日曜に密かにレスパブリカ(カード)なるゲームを見様見真似で作ってみたのでやってみようと持ちかけてくる。どうやらMTGのカードを使って再現するらしいが、点数表は暗記に頼っているので一部曖昧だったり、そもそもゲームのルールがはっきりしていない状態で店長がWWWで調べた情報を流して更に混乱させたりするものだから、うろ覚え大会もいいところ。WWW情報も3つほど出してみるとそれぞれルール説明が違ったりするので、どうやら地方ルールが一杯できているらしい。元はフン族だのゴート族だのが出てくる文明成長ゲームだそうだが、ゲーム内容には全く関係なく、同一種類のカードを5枚集めて場に出すと得点になるそうなので確かにMTGのカードで十分代用可能。ターン1回の交渉+ドローで集めるのだが、交渉は「〜をくれ」「〜を出す」のどちらにしか言及できないところがキモ。うろ覚え大会なのでゲーム中にルール改正される無茶苦茶な事態の中、初手が良かったおかげで他プレイヤーに先駆けて5枚揃えられたアドバンテージが効いて優勝。J(仮名)にはもう少し公式ルールをきっちり覚えてくることを要求。このままではゲームになりません。


2002年4月10日 水曜日

 MTG Online(Win)β。Ichoridデッキの微調整。とあるゲームショップで色々な面子にアドバイスを求めた結果、名倉(俗称)はそんなに頻繁に出るものでもないし、下手に対策取っても仕方が無いという結論に陥る。まあ4枚出てくるカードじゃないし、引かれたら諦めろというのが黒単らしい対処なのは確かである。それより深刻なのがCompostで、このデッキ最悪の敵。何しろBuried Aliveしたら4枚ドローされるのである。何もcastしなくても、主力のIchoridは自動的に死ぬので1枚ドロー。そこで考えたのがDark Suspicions。以前マルチ戦でえらい強力な効果を発揮してくれたが、よくよく見るとこの手札を全部ゾンビにしてしまうデッキでも普通に活躍してくれそうである。4マナなら十分稼動域だし、青主体のドローするデッキが世の中多いから結構ダメージ源になってくれそうな予感。メインに突っ込む。

 シリアスデッキコーナーで対戦してみる。5色のEarly Harvestで土地を起こして大火力を撃ってくるデッキ相手に、早速Dark Suspicionsが貴重なダメージ源となってくれる。3本目など焦って手札を減らそうと機が熟さない内にDeath Graspを撃ってくれ、Sickening Dreamsで1点差勝利。敵のミスを誘発する意味でも価値がありそう。その他赤白ゴブリンや黒緑モンガーなどを相手にし、名倉とCompostを思いきり食らう。特に黒緑相手の1-0後の2本目は、名倉3枚にcompost1枚でもうとほほ。名倉3枚も入れるか普通とか思いつつ、残された勝ち筋は場に出ているZombie InfestationとPhyrexian Arenaで次々とゾンビを作り出すこと。Deedでリセットされたら終わりだが、その前になんとかカタがついて辛勝。幸い捨てたのが土地だけだったので、Compostが機能せずに済む。敵が土地ばっかり引いてたので勝てたものの、黒緑は辛い相手と言える。

 パッチ当ての最中は暇だったのでJangband(Win)をやる。こういうときにさくっとできるのがいいところ。地下40階を軽くこなしてすぐ下に降りようなどと思っていたら、天上界ドラゴンとかいうやばそうな奴と遭遇。概してドラゴンはブレスを吐いてくるので、こいつも一瞬で昇天させてくれるのだろうかと懸念しつつ、スピードの真髄+肉体野獣化+シールドの3点セットで突撃。一応気になったので炎耐性のテストでファイアボルトを撃つと、なぜか通じる。まあ遠距離で撃ち合いするよりはブレスモンスターは接近戦した方がまだましなので、結局そのまま殴り倒す。アーティファクトを一つ落とすが、スピア「ニムロス」で隠密+3アンデッドスレイヤー氷属性程度では倉庫の肥やし。ちなみにユニークの大地の主「クェイカー」とも戦うが、炎に耐性があるものの、たまーに地震攻撃する以外はどノーマルなので、これはあっさり倒す。でもアイテム一つも落とさず。比較的高く売れる能力UP薬で荷物が一杯になったので、下に降りずに地上で売却。潜るのはまたの機会ってことで。


2002年4月11日 木曜日

 MTG(カード)。とあるゲームショップで店長と2戦ほどIchoridデッキで戦う。当然レアカードなどろくに持ってないので、土地にカード名をペンで思いきり書き込んで作成。マジックというゲーム名はここから来たらしい(嘘)。店長の持つ赤黒土地破壊Magnivoreデッキと白黒Plague SpitterデッキはいずれもIchoridの敵ではなく、土地など壊されてもZombie Infestationが稼動して両方とも2-0。勝者の特権として店長を好きなだけ罵倒して帰る。

 早朝の仕事に備えて徹夜したのがやはりこたえて、帰宅して娘を寝かしてるつもりで先に寝こんでしまう。以後朝までぐっすり。


2002年4月12日 金曜日

 DLしておいた体験版推奨週間なので、第3弾としてザ・コンビニ3(Win)の体験版をプレイ。マスターピースという会社はデビュー作のアージェントミッション(PC98)が非常に面白かったので注目していたら、案の定その次のトラフィックコンフュージョン(PC98)もなかなかの良作で、グラフィックよりもゲーム性に力を入れる方向性が実に気に入ってたものの、このザ・コンビニシリーズはあまり好きになれない。大衆受けはしたようで、この会社を一気にメジャー化させた出世作ではあるのだが、経営SLGにしてはあまりにもちまちましすぎたところがどうにも。3もやってみたところ1と大差はなく、何が違うのかも良く思い出せない。とりあえず黒字にすりゃいいんだろと思いつつ24時間営業にしても全然客が来ない。色々やってみたところ、宣伝を派手に打たないと全然客は来ないゲームらしい。それも飛行船とかラジオとかかなり高額な宣伝を。しかしそんなに宣伝費を使ったら、いくら店が黒字でもトータルでは赤字。宣伝しなきゃしないで客が来ないので赤字。銀行から借金する毎日。何が面白いのだろうか。でもしゃくなので黒字経営になるまではやらないと。

 MTG Online(Win)βでまたIchoridデッキの調整。今日の困ったカードはCollective RestraintとPlagued Engineering。前者は当然のように5色デッキで、ほとんどのダメージを生物の攻撃に頼るこのデッキには辛いことこの上なし。5マナならまだ払えなくもないが、2枚出されて10マナとか言われると絶望的。サイドのDeedを全く引かず敗北。でもDeed引いてもどうせEvasive Actionでカウンターされるのであろう。Dark Suspitionsも大してダメージ与えられないし。もう少し対策を考える必要があるかもしれない。後者はHorrorと指定されるとIchorid完全無効化。2本目は更にもう1枚出てきてZombieとか言われて生み出した連中が1/1になり、非常にパワー不足。ただこれはDeedでどうにでもなるので入ってることが分かればなんとか。全体的に言えるのは、やはりDuress4枚はメインに必須のような気がしてきた。

 ちなみにオンラインショップに行くと、今まで買えてたAPとINのブースターがなくなってる。こんな一発で分かるところでデグレないで頂きたいのですが。まだ発売まで1ヶ月半もある次エキスパンションのデータを間違って公開したとかいう噂もあるし、さては今日のパッチはその直しか。やる気あんのかWOC。βテストをやればやるほど製品としての評価は下がっていく。

 パッチ当ての合間はJangband(Win)。コンビニ3はほっといてたまに売上を見ればいいゲームなので、暇でしょうがない。地下40階から2回トラップドアに引っ掛かって42階に。さすがに3回分プレイ一気にプレイするのも疲れるので、42階のところでセーブ。ユニークもアーティファクトもなし。


2002年4月13日 土曜日

 ザ・コンビニ3(Win)体験版。とにかく総合黒字を目指し、2号店を出すのをやめて本店だけでがっちりいくことに。従業員を給料の安い若僧をやめ、しっかりしてそうな顔の年増を選ぶとさすがに能力が高い。初日から一日の売上10万円という前回のプレイでは未踏の領域に踏み込む。が、広告宣伝費をケチって何もしなかったら人気はうなぎ下り。あっというまに客がこない寂れたコンビニになってしまったので、慌ててラジオやら飛行船やらの高価なメディアを使う。客さえくれば能力の高い従業員がガンガンさばいてくれるので、月間売上300万突破を何度も達成。だがしかし、ラジオ宣伝は一回で500万吹っ飛ぶのである。どうあがいても黒字になるわけもなく、結局年間収支はマイナス7000万で終わる。昨日は1億8000万の赤字だったことを考えると大した進歩ではあるが、これ以上稼ぐ方法がわからない。多分初年度からは無理なんだろうと思うことにして、削除。なにしろやっててちっとも面白くない。経営SLGってもっと面白いものなんだがなあ。Capitalismシリーズとか。

 コンビニ3を走らせながらMTG Online(Win)β。まだパッチが当たってる。まあこの期に及んでよくもまあ毎日潰すべきバグがあること。安定稼動はいつなんでしょう。シリアスデッキのフリー構築でIchorid調整。Duress4枚装備。削れるカードがなかなかないので、土地を21枚から20枚に。得てしてこういうところからほころぶ気がしなくもないが。対戦相手は青白黒。Psychatogに苦戦し、2匹並んでFact of Fictionで好き放題暴れられて1本目を落とすが、2本目はDuressでCop:Blackを抜いた後は順調。Zombie Infestationさえ出せば、後は何もキャストすることがないので、カウンターデッキには滅法強い。で敵が諦めてカウンターを捨てたところでArenaを出したりして着々と優位を築き、ひたすらゾンビトークンとIchoridで残り2本を殴り勝つ。資源破壊はあまり好きではないのだが、Duressくらいは黒使いのたしなみとして必要らしい。なにせEnchantとか出たら壊す手段ないしのう。

 そのまま構築トーナメントに出場。初戦は緑白相手。育つCholorophantを全く除去できず、しかも3マナ目がなかなか来なく2ターンほど無駄にしたのが最後に効いて、Ichorid4体攻撃も僅かに及ばず1本目を取られる。2本目はDuress*2で敵の呪文は落とすが、Mystic Enforcerは見るだけで泣く泣く出るのを待つ。Kavu Titanやら育つCholorophantやらをなんとかしのぎつつサイドから増援して4枚入ったMutilate待ちとなるが、最後まで来ず。0-2で敗退。しかも直後にサーバダウン。ガッデム。

 Jangband(Win)は昨日の続き。地下42階はゼリー部屋以外に特筆すべきこともなく、大した収穫もピンチもなく無事生還。地下50階くらいまでずんずん進む予定。

 久しぶりにシュヴァルツシルトF(Win)。クラーリン相手の戦闘が始まったので、事前に敵の情報を集めて慎重にいかないとボコボコにされる。1ターンやっただけでぐったり。ターン制はゲーム性が高まるのはいいのだが、この消耗が厳しい。学生ゲーマーならともかく、社会人ゲーマーにはこれはちょっと辛いのではなかろうか。別にリアルタイム戦闘だって良くできた作品がシリーズ中あっただろうに、なぜどんどん質が低下していくのだろうか。

 ジウ(仮名)に誘われて、カタソ(Win)をプレイすることに。元々はドイツゲームのカタンの開拓者たち(ボード)というゲームだが、熱心なファンがついにWin上で対戦できるフリーソフトを作り上げたらしい。ゲーマーもそこまでいけば立派なものである。そういう技術を持ち合わせていたら同じようなことをするかもしれないが、いかんせんプログラミングはPC-6001mk2で卒業してしまったもんで。IP接続によるタイプなので、1人がホストを立てて繋げるのだが、なかなかうまくいかない。どうやらジウ(仮名)のようにルータを使用していると、ポート制限のせいか繋げられないらしい。直接ADSLモデムに接続を変えたらできるようになる。ルールをほとんど忘れていたが、どうやらダイスで出た目のタイルに家を設置してあるプレイヤーは資源を得て、その資源で道や家を増築し、勝利点数が10点になったプレイヤーの勝ちらしい。ボード版ではほとんど勝利した記憶はなく、苦手なダイスゲームだからろくな目が出なかったのと、邪魔をする方法がほとんどないのでゴールしそうなプレイヤーは止められない点が気に入らなかったりする。負け犬の遠吠えとも言うが。

 伊政(仮名)も誘ってみるが、やはりルータのせいで繋がらないので2人プレイ。資源の種類が5種類と多く、これをプレイヤー間のトレードで進めるゲームなのに、2人ではトレードにならない。ひたすらダイス目のゲームになり、そうなっては勝てる理由がない。騎士カードを5枚くらい引かれてぼこぼこに盗まれる。羊しか手に入らず、4:1で交換してる率の悪いトレードでは進みは亀の如し。完敗。何度やっても腹の立つゲームである。まあフリーにしてはシステムは良く出来ているのは確か。好きな人にはお勧めであろう。ふにカタソというまた別の作者がバージョンアップした版の方が画像が分かりやすくて良い。本家は色でしか表現してないので資源の区別がつきにくく、同じ緑の木材と羊の差が良くわからなかった。ちなみにカタソforWEBというバージョンもあり、こちらはJavaを使ったWWW版らしい。面子集めはこの方が楽。


2002年4月14日 日曜日

 MTG Online(Win)β。またパッチ。バージョンが0.930とか言ってる。あと70回のパッチで製品版ということだろうか。70日というと6月一杯までかかる。なんとなくいい線いってる気がする。リスデッキでまったりとフリー構築。さすがリス、ぼこぼこ負ける。生物除去ないのででっかい生物Zombifyデッキには歯が立たないし、Enchant除去もCreeping Mold2枚のみなのでTainted AEtherとか出るともうごめんなさい。リスをひたすら並べるゲームができなくて不満。

 パッチロード中は定番となったJangband(Win)。地下43階に突入。グレートクリスタルドレイクも別にたいしたことないし、40階の頃と別段変わらない。もっと下に行かなくては。

 体験版在庫一掃週間の第4段はKingdom Under Fire(Win)。珍しく日本語版の体験版。多分英語版のときはDLに失敗したとかで放置していたのであろう。日本語化されるまでほっとくことは滅多にないんだけど。内容はファンタジーRTS。Warcraft2辺りとほとんど変わらない。なぜ今更こんな何の特色もないRTSがわざわざ日本語化されるのだろう。シナリオ2本がプレイできるので両方ともやってみるが、主人公が死ぬとゲームオーバーという条件に引っ掛かって2本とも2回目でクリア。マルチプレイに慣れてしまってるので、ユニットを大事に扱うなどとかったるいプレイはやってられない。危険なので主人公は後方に置き去りにして、ユニットをがんがん出してがんがんやられる大雑把プレイでクリア。クリアしたし全然面白味がないので即削除。

 シュヴァルツシルトF(Win)も1日1ターンくらい進めておく。気合で対エグザス戦を進めるが、壊滅させた艦隊がそのターンに攻めてくるってのはどういうことよ。消耗したこっちが不利に決まっておろうが。しかも敵クラーリンだし。敵と味方がルールの違うゲームはどうにもやる気が失せる。今まではろくに攻めてきやしなかったのが今度はこれかい。そろそろ気力の限界。投げたい。

 WWWでアザーライフアザードリーム(PS)の情報を集めてみる。あまり情報量がないところを見ると、やはり大して人気のないゲームらしいが、はまった人ははまってるらしく、どの女の子と仲良くなったとか懸命に日記を書いていたりするらしい。まあコナミだから、きっとときメモユーザーを取り込むつもりなのだろう。ゲーム自体は、武器や防具やモンスターをじっくりと育てて地力をUPするものらしい。トルネコ(PS)もその傾向が強いが、こういう毎回Lv1から育てるゲームに一般RPGの育成要素を取り込むのはあまり好きではない。育てるなら育てるで、キャラのLvもちゃんと持ち越して貰わないと。求める方向が違うんだから、無理矢理一緒にされても面白くない。アザアザに関してはその後2回ほどダンジョンに入って、12階まで行ってみたが何が楽しいのか結局理解できず。送料分も一応プレイしたような気がするので、ここで放り投げることにする。

 昼間は子供の遊び相手のかたわら、ちまちまとJangband(Win)。地下42階で黒色王「ウルファング」とか出てくるからちょっとびびったが、その実力はかなり下の方でトロル兄弟と同レベル。この辺で普通に出てくる雑魚と大差なし。殴り倒す。物足りないので43階に。

 娘が昼寝をした隙にMTG Online(Win)β。Ichoridデッキで構築トーナメントに出るが、1回戦不戦勝で2回戦の明らかに練り込みの足りない青緑Madnessデッキ相手に、1本目ギリギリ取った後で2本目と3本目と手が悪く、敵に生物がずらっと並んでMutilateの絶好のチャンスが2試合で合計10ターンほどあったものの、サイドから追加投入して4枚になってるにも関わらず全く引かず殴られ負け。だめだこりゃ。


2002年4月15日 月曜日

 子供を寝かせる傍らで横になっていたら、気付いたら朝だった。

 悔しいので起きてからちょっぴりだけJangband(Win)をプレイ。地下43階も大したことないのでそのまま地下44階へ下りてセーブ。


2002年4月16日 火曜日

 今一つ最近面白いゲームがないので、体験版に活路を見出す。今日の獲物は以前から評判になっているチェイス&チェイス(Win)。古の名作スコットランドヤード(ボード)を改良してコンピュータ化したということで、結構話題になっているらしい。作ったのがエニックスというところが、以前ディプスファンタジア(Win)βで懲りた想い出をまざまざと甦らせるが、まあそこは試しということで不問に。がしかし。体験版用のCD-KEYなるものがないとゲームが始められないのに、一向に指定したメールアドレスに来ない。4/15からの期間限定体験版とか書いてあるから、きっとどっと人が流れてきてメール発送が混んでいるのだろう。やる気80%減。

 たまたまメールチェックをしたら、カタソforWEB(Web)のURL移転通知が来ていたので、ふとどんなものか試してみようという気になる。丁度チャットルームに4人目として入ったらしく、いきなりやりましょうモードに入ってる。操作がよく分からないまま適当にスタート。序盤からダイス目が偏り、珍しくダイスゲーム絶好調。いきなり都市を2つ建てて4枚ゲットできるタイルとか作ると、さすがに目をつけられてどうにもならなくなる。泥棒の集中砲火、更に騎士も使って泥棒の往復。独占カードはこっちの資源が貯まった頃に出されるし、邪魔する手段が数少ないゲームのくせにそれらをフルに使われる。ようやくそれでトップを奪われてからまともにゲームができるようになり、やっと入り出した資源で更に都市化。異常に続く好ダイス目に救われてどんどん追い上げる。がしかし時既に遅し。16枚もの資源を泥棒に吸い取られては10点はあまりにも遠く、そして険しい。9点まで行ったが鼻差で敗れる。カード買って騎士で追い出せば良かったと気付いたのはゲーム終了後のチャットで他人に指摘されてからであった。それにしてもWWW版は動作が重く、ゲーム進行も遅くて4人だと約2時間強。たかがカタンにそんなに時間をかけるのはもったいない。今後やるとしてもIP接続の方であろう。

 2時間遅れでチェイス&チェイスのCD-KEY到着。眠い目をこすって1ゲーム。スコットランドヤード同様、網の目状のマップに追跡者と逃亡者が追いかけっこするのだが、追跡3人に対して逃亡2人。そんなの逃亡側有利に決まってるじゃんとか思ってたら、なんと逃亡者の姿は丸見え。全然違うゲームなんですけどそれ。視界内にいる他プレイヤーは全員姿が見えて、逃げるとしたら視界外で電車等の高速移動手段で目をくらます以外にはない。地形によっては1:1で追い詰められる場所とかあって、逃亡者でスタート直後、池袋近辺でいきなり雪隠詰め。なんですかこれは。捕まるとエージェントとなって今度は追っ手を捕まえてカードバトルを挑み、勝つとランダムな場所に吹っ飛ばせるという訳の分からないルール。やはりエニックス、ドラクエ以外にまともなゲーム作れないとこのような気がしてならない。勝ってポイントを貯めるとカードが購入でき、更にゲームが有利になるという勝者連鎖と敗者悪循環なゲーム。とりあえずいきなり憐れみで見逃されたのが極めて腹立たしいので(結局その後また捕まる)、もう1ゲーム。また袋小路。またですか、とか言われてまた見逃される。げろむかつく。

 とあるゲームショップでカルカソンヌ(ボード)5人プレイ。持ち主であり10試合近くプレイしつつも優勝未経験のJ(仮名)、伊政(仮名)、荒木(仮名)、Piromi(仮名)と初参加3名の面子。5人プレイの割には邪魔が少なくきれいに城が完成していく珍しい進行で、こうなるとまた農地占領合戦が熱を帯びてくる。城を着々と完成するPiromi(仮名)の得点が1人ぶっちぎりで、修道院3枚引きでなんとか追うものの、密かに進めていた城が完成に至らずなかなか稼げない。農地は各プレイヤーの色々な思惑により内と外に大きく2分割され、内農地の占有権を分け合ってなんとかゲット。集計してみると何と1点差でPiromi(仮名)に及ばず2位。実は最後のタイルは置き方によってもう1点取れたことが反省会で判明し、1点たりとも疎かにできないシビアなゲームであることを実感。ちなみにJ(仮名)は伊政(仮名)と同率ビリ。今回も優勝ならず。ここまで回数をプレイしてここまで勝てないゲームも珍しい。普通途中で勝てなくてつまらなくて投げるものだが。J(仮名)には今後も連敗記録を是非伸ばして、いかにこのゲームが面白いかを証明する生き証人と化して頂きたいものである。


2002年4月17日 水曜日

 納得いかないので、もう少しチェイス&チェイス(Win)を続けてみることにする。単に初期配置が悪いだけなのか、それとも根本的に遊び方が間違っているのか。キャラメイク時に組織を選択でき、ホームグラウンドのマップで遊ぶと自動的に追っ手側、敵陣のマップだと自動的に逃亡者になる。やはりみんな親近感のある東京マップにばかり集まるので、自然と毎回逃げることになる。どうも逃げるのは追うよりは難易度が高いらしく、40ターンもの間逃げ切る必要があるのでなかなかうまくいかない。5回目のプレイにして、味方がエージェントとしてそばにきてくれて近寄る追っ手をカードバトルでぶっとばしてくれ、なんとか逃げ切って初めて目標達成。しかしエージェントと合流できるかは運。なにしろ最初に捕まった時にどこかにぶっとばされてるから。またカードバトルも2枚の数字比べだから結構運。結局運か、もしくはそれを覆すほどの強力なレアカードに頼るしかないらしい。なおβ時代からやっていたというつわものは、東京マップを記憶しつくしていて、視界外に出ても動きが手に取るように当てられる。じゃあこっちのホームであるブエノスアイレスで、とか思ってもなにしろ人がこないからゲームが成立しない。何かがおかしい。総合的に評価しても、あまり面白いゲームとは言えない気がする。


2002年4月18日 木曜日

 体験版漁り週間延長。タクティカルコマンダー(Win)の日本語体験版をやってみる。どうも途中からデジャブを感じると思ったら、英語版のときにやったことのあるゲームであることが判明。原題はShattered Galaxy(Win)と言うらしい。タイトルが変わったので気付かなかった。当時もつまらないと思ったが、今回もやはりつまらなかった。MMORPGっぽい画面で、実際は国家間戦闘なSLGで戦闘は配下のユニットを使ったRTSらしい。韓国製の相当欲張りな作品だが、まあ早い話がどれもろくに消化してないのでつまらない。どうも韓国ゲームにはいい思い出がない。最近韓国製のMMORPGが色々のさばっているが、果たしてどれだけまともなのやら。

 伊政(仮名)が体験版にはろくなものがない、と人の人生を否定するようなセリフをさらっと吐くので、AOE(Win)を始めちゃんと面白い体験版は存在し、そのまま製品版購入に繋がっているのだとじっくりと諭す。ふとその過程で色々と思い出している内に、Imperialism2(Win)が心に残る。昔ジウ(仮名)と2人でやってみたものの、テンポが遅いのと人数いないと面白くないという結論でマルチプレイを断念したのだが、COM相手にやったときは相当楽しいSLGであった。多種類の資源が主軸になっており、これの獲得に植民地化に乗り出す帝国主義を描いた名作と言える。むしょうにやりたくなってしまったので、伊政(仮名)をそそのかしてデモをDLさせたり、Yahooオークションで入札させたりする。日本語版が1500円とはなかなか手頃な値段になっている。こういうゲームをのんびりとじっくりと続けるのもなかなかおつなものである。


2002年4月19日 金曜日

 今日もまた新たな体験版。Army Men RTS(Win)。Army Menというのはプラスチック製のミリタリー人形キャラクターらしく、それをゲーム化したそうだが全くそんなものに馴染みはないので、顔まで全部緑色な変なキャラクターであることや、フィールドが一般家庭の庭で資源はプラスチックで犬の餌入れを溶かしてゲットすることなどが変わっている程度で、内容はCommand&Conquer(Win)そっくりなごくごく普通のRTS。チュートリアルも何もなしで、いきなり4面が始まる。まあC&Cと同じだと見当がつけば操作などどうにでもなるので、とりあえず歩兵各種と戦車を作って攻め寄せる。大して難易度の高いゲームじゃないのでがんがん進むが、もう少しというところで時間切れ。でももう一度やる気も起こらないので削除。今更こんなオーソドックスなRTS出されても。原作ものは原作知らない人にはクソゲー。まあ品質自体は悪くないが、買う理由は何一つないのは確か。

 引き続き別の作品。Hotel Giant(Win)の体験版。ホテル経営シミュレーション。3Dバリバリで、美しくないポリゴンキャラが動く。この時点で既に腰は引け気味。3Dゲームは基本的に苦手なのである。所詮2Dのモニターで3Dを完全再現させる時点で無理があって、視点を色々動かして全体を把握しようなどと全く思わないので、レイアウトを編成するなどまるで無理。そもそも題材的にも、ホテルの部屋のレイアウトなどどうでもいいので、全く興味が持てない。経営SLGというよりはホテルルームインテリアSLGであり、趣味:インテリアという女性には向いているかもしれないが、ドアとベッドだけ設置して客が来ないと嘆いているような男性にはまるっきり向かないゲームである。さっさと見切りをつけて削除。

 口直しにJangband(Win)。地下43階で久しぶりのアーティファクト発見。トーリン王の金属製スモールシールド。これはなかなかのすぐれもので、腕力耐久+4も接近戦強化で嬉しいし、酸免疫となると装備品が酸にやられることもなくなる。更に轟音とカオスの耐性があるので、さっそく装備変更。金髪のケレゴルムの革製ラージシールドも酸電撃炎冷気閃光暗黒耐性と色々ついてて悪くはなかったのだが、さすがに選手交代。ついでにバスタードソード「カルリス」も発見。こっちは強烈な呪いのかかったアイテムでマイナス修正だらけなのでどうでもいいのだが、一応記念に倉庫入り。


2002年4月20日 土曜日

 体験版を漁りまくる毎日だが、久々の大物が登場。マイクロソフトの最新作、Dungeon Siege(Win)の体験版が発表される。サイズが188Mと大きいので、一晩DLさせとく。前からDiablo(Win)タイプのアクションRPGとして、マルチでプレイできる注目の作品で、5月に日本語版も出るというので購入すべきか悩んでいた。さすがマイクロソフト、いいタイミングである。

 その間はネットゲームができないので、こういうときこそJangband(Win)。地下43階でドラコリスクと格闘。炎のブレスさえ吐いてこなけりゃどうにかなるのだが、いざ吐かれると一発で300ダメージくらいは食らう。滅多に使わない体力回復の薬を使いながら死闘を制す。が、困ったことに動物部屋なので複数出てくる。その後はなんとかブレスがなかったので何とかなるが、全くはらはらものである。

 Tuft(仮名)がカタソ(Win)を一度やってみたいというので、2人でむなしいプレイを敢行。交渉も何もない純粋なダイスゲーム。ダイス目がいい方に偏っていたので勝つが、最高につまらない。まあインタフェースを理解するチュートリアル代わりなので我慢。でもこのゲームあまり好きじゃないんで人数集まってもあまりやる気しないのよね実は。

 ふと伊政(仮名)に先日勧めたImperialism2(Win)をやり出す。これから対戦プレイをやるとなると、まずルールくらいは説明できるようにならないと。1年半前に購入したものだからすっかり忘れてる。道路を引くことだけは覚えていたが、道路の効果は周囲1マスに及ぶんだっけとか相当頼りない。初級でプレイして100ターンほど経ってようやく概要を思い出す。資源のやりくりが結構難しく、2回も大量の餓死者を出してしまう。戦闘は自動にしているので、どのユニットが強いのかはさっぱり。とりあえず適当に騎兵と砲兵の数を揃えて送りこめば初級だと勝ててしまう。まあ1人で強くなっても仕方ないので、その辺は対戦してから覚えることに。


2002年4月21日 日曜日

 待望のDungeon Siege(Win)体験版をプレイ。フル3DのDiablo(Win)と言えばそれだけだが、そんじょそこらのニセモノポリゴンのみ3Dとかと違って、本当にフル3D。原則3Dゲームは嫌いなのだが、ここまで出来が良ければ認めざるを得ない。またゲーム中データロードが発生せず、ダンジョンだろうと章が変わろうとそのままプレイできる。インタフェースも割と良く出来てて、ストレスなしでゲームができる。また体験版の内容も結構長く、1章はまるまる入ってて、2章の頭まで遊べる上にマルチプレイも可能。ここまでプレイできると、確かに大体ゲームの概要が分かってもっとやりたくなるような気がする。やはり大きくなるメーカーはダテにでかい訳じゃないらしい。

 キャラクタのパラメータはかなり絞られてて3種類(Strength、Dexterity、Inteligence)。スキルはMelee、Range、Combat Magic、Nature Magicの4種類で、いずれも関連した能力を使用する度に経験が入るので職業という概念はない。どのみち特化しないと能力は使い物にならないっぽいので、自然と役割的には戦士や魔法使いが発生する。当然戦闘魔法に特化した魔法使いに仕立てる方針。シングルモードでやってみると、スタートデモに農夫が登場。と思ったらこの髪型は今作った自分じゃん。なぜか急に魔物が押し寄せ、今まで親切にしてくれた(とおぼしき)じいさんが死んで、度胸を生かして王様の役に立てとか言い放って死ぬ。指定された街に行こうとすると、橋を焼き落とされたので地下墓地経由で行くしかなくなり、いよいよダンジョン突入。スケルトンがわらわら出てくるのを片っ端からファイアボールで焼くが、この呪文連発が効かない上にスケルトンが結構堅いので意外に苦戦。それでも逃げながらなんとか通過。最後の部屋に逃げ損ねた人間がいて、請われるままにパーティを組んで地下墓地脱出。見るからに雑魚。スタート時のプレイヤー並。いい鎧を着ているので、没収して後ろからついてこさせる。が、勝手に助けに来て勝手に死なれる。どうやって生き返らせるんだっけこのゲーム。手段を求めてどんどん走ったら、囲まれて自分も死ぬ。

 Tuft(仮名)も落としたそうなので、二人でマルチプレイ。マルチプレイ用のキャラはシングル用とは別だが、シングル用データを読み込むことは可能らしい。育てなおすのもわずらわしいので読み込み。シングルモードの進行状況は大して変わらないようだが、こっちの方がIntや魔法Lvが高い。特化したせいか、雑魚もちゃんと片付けているからなのかはよく分からない。体験版のマルチマップはシングルと全く一緒。またじいさんが死ぬところからスタート。大体勝手が分かっているので地下墓地脱出までがーっと走り抜ける。逃げ遅れ小僧はマルチモードでは仲間にならない。盾にしようと思ったがそうもいかないらしい。1章の目的地であるStoneBridgeの街になんとか到着。この辺から敵が強くなってくるのはさっき体で覚えたのだが、Tuft(仮名)はあまり分かってない模様なのでどんどん突撃を重ねる。確かむこうも魔法使いに育ててるように見えたのだが、いつのまにか戦士役になってこっちが後ろから複数ファイアボールの呪文で焼き尽くす形に変更。一度の複数の敵を殺せるので、囲ませて撃つと効率がいい。まあ囲まれる人はたまったものではないが。StoneBridgeに店があるだろうと期待していたのだが、みんな魔物に襲撃されて愚痴をこぼす一般市民ばかりで店は発見できず。すると体験版はお金の意味なし?

 2章に入って近隣の塔に魔物が住んだので退治しろという展開になるが、肝心の塔は体験版では扉が開かない。どうやらここまでらしい。最後の最後でSummon JadeGargoyleなる呪文をゲット。ふよふよ浮いてビームを発射してくれる。いないよりマシ程度だが、手下がいるのは気分がいい。どうやら呪文の種類は結構あるようで、途中Spellbookというアイテムを拾うということは1冊に入りきらなくなるのであろう。マルチプレイ解散。

 その後1人でもう一度マルチプレイモードを軽くワンプレイ。もう難易度Easyだと走り抜けるだけで簡単にクリア。StoneBridgeの街を探検して、教会のようなところで魔法を売っていることを発見。しこたま買い込み、Spellbookからはみ出る。生き返らせるには、自然魔法のResurrectか戦闘魔法のRevive、もしくは一般アイテムとしてのResurrect Scrollの3種類があるっぽい。Resurrectはシングルでも入手していたのだが、自然魔法Lv4にならないと使えないので諦めていた。戦闘魔法でも蘇生呪文があるというのはなかなか不思議。次は難易度を上げてチャレンジ。これは当分遊べそう。製品版購入に心が傾きつつある。後は面子集めか。


2002年4月22日 月曜日

 Dungeon Siege(Win)体験版。難易度Normalに挑戦。敵の攻撃力は上がるみたいだがHPは変わらず。どのみち魔法使いは殴られる前に倒すのであまり変わった印象はなし。ところがTuft(仮名)とマルチプレイをすると、HPが上がってる。どうやら人数によって増えるらしい。

 前半は問題なかったが、地下墓地を出た辺りから苦戦しだし、石投げがわらわらいる坂道で魔法が間に合わず倒れる。最初は仮死状態でほっとけば1分程度で回復するのだが、その状態でもう一撃食らうと死亡し、アイテムを撒き散らす。それでもほっとけばやはり回復するのだが、石投げが定期的にとどめを刺しに来るのでいつまでたってもはまり。死亡時の選択肢にある幽霊化を選び、味方の復活呪文を受けるか道端の復活の石像に触るかすると復帰できる。Tuft(仮名)は半端ながら戦士の方向にスキルを伸ばし出したので呪文は期待できず、石像を求めて歩く。幽霊だから敵には見えないのだが、復活した途端に集中攻撃。石像付近に敵が集まるとかなりはまる。何度も死にながら一回一殺をモットーになんとか状況を打開する。一番面倒だったのは撒き散らしたアイテムの回収。確かゲーム開始時に死亡時のアイテムについては変更効いたはず。

 StoneBridgeの街をうろつき、やはり店があることが判明。魔法の店で今まで持ってなかった種類の魔法を一気に揃える。要求スキルLvの最高は7っぽい。丁度7手前だったので街を出て成長させて条件を整える。ダメージがやたら大きい呪文なので何かデメリットがあるのだろうと思ったら、やはりやたら弾速が遅い。歩くのより遅いかも。動かない敵専用ってところか。

 ふとMTG Online(Win)β。思いつきでゾンビデッキを作り、Deadapultで飛ばして有効利用を、という単純なコンセプト。しかし良いデッキに必要な、各パーツが有機的に他のパーツと機能するという要件を全く満たさず。試しにフリー構築で対戦してみると、案の定数匹のゾンビを出して敗北。企画倒れ。まあこういう企画倒れデッキを気軽に作って試せるところがOnlineならではの魅力だが、それもカードが無料で入手できるという条件下での話。実カードとOnlineカードを全く同じ定価で販売するのはビジネスモデルとして無理があるとしか思えないのだが、まだ本気なのだろうか。以前βユーザーへアンケートのお願いがあったが、「製品版になったとしたらOnlineカードを購入する予定はありますか」などの質問がずらっと並んでいたので、一応危惧はしているのであろう。そしてその後βを打ちきる気配が全くないところを見ると、どうやら方向転換の可能性もないでもないらしい。


2002年4月23日 火曜日

 MTG Online(Win)βでちょっとゾンビデッキをいじって試そうと思ったら、試合が始められない。みんな同様らしく、チャットでは怒りの嵐が吹き荒れてる。一番肝心なところをデグレるとは。技術力を疑う材料がまた一つ。

 Dungeon Siege(Win)体験版。マルチプレイが2人だと物足りないので、前日に勧誘しておいたおます(仮名)を入れて、Tuft(仮名)との3人プレイ。難易度はついにHard。ルータの設定によりゲームが見えないとか騒ぐおます(仮名)を尻目に2人で先行開始。途中参加してきたおます(仮名)を迎えに行くものの、道に迷って時間をロスする。やっとの思いで地下墓地で3人合流するが、ほとんど初めてプレイするおます(仮名)と土日の間育てていた二人の間でキャラのスキルLvにえらい差が。Hardで初期状態キャラに接近戦をさせる訳にもいかず、適当に後方から弓でも撃たせる。3人でHardともなるとどれだけ厳しいのだろうかと期待するが、さほど差は出ず、実質2人で進むにしては割と順調にクリア。途中何度かおます(仮名)は瞬殺されるが、まあ当たり前なので別段気にすることもなし。感想としてはやはりDiablo(Win)そっくりという結論になるのだが、それでもDiablo2(Win)よりは面白くなりそうだというのが共通の見解。日本語版が出たらとりあえず買いかなという気分。ただマルチプレイで入力必須なIPアドレスのペーストができないのはマイナス点。パッチで改善を求む。

 物足りないので、Hardでマルチ1人プレイで一周。やはり後半からは手を抜くとすぐ死にそうになるので、常に下僕のJadeGargoyleを呼び出して援護を受けつつAcidCloudにより攻撃。一番使い勝手がいい呪文。ダメージは時間経過と共に与えるDOT(Damage Over Time)タイプなのだが、発動が瞬時なので弾速の遅くて避けられるFireshotとかより遥かに使える。しかも周辺にもダメージが及ぶので、一列になって寄ってくる敵はみんな突っ込んで勝手に死んでくれる。イチ押し。自然魔法はあいにく全然と上げてないので、ひょっとするともっといい呪文があるかもしれないが、WWWを探しても体験版で使える呪文一覧とかどこにもないので、自分で調べるしかないらしい。


2002年4月24日 水曜日

 とあるゲームショップでJ(仮名)と遭遇し、レーベンヘルツ(ボード)を店長とスズムラ(仮名)と共に初プレイ。病に倒れた国王を尻目に内乱を起こし継承権を主張する悪い大臣どもが実権を握る暗黒大陸レーベンヘルツのゲーム。1ターンに取ることのできる行動選択肢は3種類なのに、プレイヤーは4人。希望がかちあうと交渉なり入札なりして決めることにある。スタート直後から衝突しまくり。毎度毎度金をせびる。毎ターン心理戦と交渉が楽しめるらしい。そうこうしている間に団子状態となり、しかもそろそろ国王の命の炎が尽き掛ける。「今すぐ死ね」とか不穏なことを言う大臣、「いやまだ生きてて頂かないと」と一見まともそうなことを言ってるよに見えて実質後で死ねと言ってるのと同じな大臣などまあそこは悲喜こもごも。最終的に盤上に見えてる点数でJ(仮名)がトップ目なのを叩いて逆転して優勝だとか思ってる隙に、鉱山11点とか言って爆発的に追い上げてトップに並んだ上にカード2枚で7点の隠し財産とかお披露目するスズムラ(仮名)優勝。5点の隠し財産では及ばず惜敗。

 Dungeon Siege(Win)体験版を少し。魔法の一覧を作るべく、Excelを使って戦闘魔法と自然魔法各11ずつのリストを埋める。Lv1の新キャラを作って当初どのくらいのダメージだったかを見ると、やはりLv8ともなると結構成長していることが分かる。

 もっともこのゲーム、マルチプレイヤーモードでランダムマップがないらしく、するといつまでも固定マップでやることになるらしい。あまりいつも一緒だと、体験版同様ポイントを覚えてしまって単調な反復になってしまう可能性がある。Diablo(Win)と一緒と書いたが、そういう意味では3Dグラフィックが美しいだけでゲーム性としては物足りないかもしれない。キャラのパラメータも少なく、職業がないとは言え結果的に戦士と弓使いと魔法使いとヒーラーの4種しかなさそうなのもちょっと魅力不足。冷静に見るとあまり買いじゃないかも。意欲減退。現在4:6で買わず。

 ちなみにこのSiegeという単語を、昔からずっとサイエッジと読んでいたのだが、日本語版のタイトルがダンジョンシージになっていたので辞書を引くとやはりシージが正しいらしい。サイエッジの方が響きが強くてかっこいいのに。AOC(Win)シリーズの投石器等はSiege Weaponと呼ばれており、サイエッジウェポンくーいい響きだとか勝手に思っていたイメージがガラガラと崩れる。結構英語にはこの手の勝手に発音シリーズが他にもあるのだが、この際皇帝英語ということでこの辺の単語はイメージ通りにやらせて貰おう。別に綴り書くだけなら何もばれないのだが。


2002年4月25日 木曜日

 ジウ(仮名)が3人でカタソ(Win)をやろうとか言い出す。何度ここにダイスゲームはやる気しないと書けば理解してもらえるのだろう。丁重に「あんまりやる気しねー」とお断り申し上げて、結局何もせず。かくして今日も皇帝の居城には無気力感が蔓延する。まああと2ヶ月弱でゲーマー一時引退だし。

 Dungeon Siege(Win)体験版マルチプレイをやる案も出るが、ジウ(仮名)がまだそんなにキャラを育ててなく、結構レベル差があることを確認したまま誰もやる気配を見せず。

 何もゲームをやらずに寝るわけにもいかないので、Jangband(Win)。クローク「コラノン」を見つけるが、酸耐性があるだけで全然だめ。5分プレイして発見した時点でセーブして終了してしまったので、スポイラーで調査した結果に愕然として再び起動する気力を失う。


2002年4月26日 金曜日

 MTG Online(Win)β。試合のできないバグもさすがに直っただろうと踏んでパッチロード。

 合間に伊政(仮名)に勧めたImperialism2(Win)。復習の続き。初級で食料経済が単純化されているおかげでなんとか軌道に乗せる。が、戦争を始めて海上封鎖されると途端に餓死者多数。海軍も充実させないとにっちもさっちもいかないらしい。これに懲りてガレオン船大量生産。COMは容赦ないので、弱い国を見つけると集団でボコる。6大国の内ポルトガル、フランス滅亡。フランスは陸続きだったので、陸軍が展開しやすく領土の大半を接収。海外輸送は海軍に輸送力がないと送り込める部隊数が少ないので厳しい。COMの操るスウェーデンに領土数で差をつけられて2位。しかしスウェーデンって歴史上大国だった時期あったんだっけ?なんでドイツが小国なんだろう。作者がスウェーデン人とみた。

 MTG Onlineのパッチは途中でなぜか読み込めなくなったが、再度やりなおして無事Update完了。ゾンビデッキに手を入れてフリー対戦してみるが、やはり全然機能せず。ゾンビが数匹出て殴るだけ。スピードもなきゃ一発逆転もない。ボツ。気分直しにリスデッキ。引きが良くてさくさくと勝ったら、対戦相手が「ちくしょうこんなど素人のリスデッキに」とか暴言を吐く。ど素人とは失礼な。まあデッキの中身が中身なので言われても仕方ないのだが、君はそれに負けているのだよ。英語で何か反論してやろうかと思ったものの、無言で本当の素人を装った方がきっと精神的打撃が大きかろうと黙ってることにした。

 もう1回リスデッキで対戦。なかなか熱い試合があった。相手は赤単土地破壊デッキ。幸いこっちは土地ばっかり引く状態で常に3〜4マナはあり、CalloftheHerdで攻め始めるが象が次々と焼かれ、しまいにFlametongueKavuが出て焼かれるどころか4/2の脅威にさらされる。リスでしばらく持ちこたえ、CoatofArmsが出てリス2匹揃えればブロックで殺せる、と目論んでも常に1匹は焼かれる。Herdをまた引いてやっと敵の攻撃が止まり、象が2匹になったところで反撃開始。しかしライフは残り5、このままでは火力で本体を焼かれて死にかねない、何とか劇的にダメージを増やせないかと思ったところに引いたのがParallelEvolution。元は3/3の象が4匹になって6/6に。逆転勝利。リスデッキはこういうことがあるから楽しい。


2002年4月27日 土曜日

 伊政(仮名)がImperialism2(Win)を入手。ルールもろくに覚えてないというが、無理矢理対戦に引きずり込む。が、ルータの設定とやらで接続もできず。試行錯誤させている間に1人で復習プレイの続き。オランダが首都を残して壊滅。ただ旧世界の本土はスウェーデンに全部取られて、新世界はオランダとの取ったり取られたりをしている間にスウェーデンに横取りされたところが多く、また差をつけられる。こんなんじゃ対戦してもろくに勝てそうにない。

 結局2時間半ほどかかってようやく対戦開始。マルチプレイはホストが先に大国を選択できるので、一番広いフランスをゲット。最初から10国も持ってる。対するスウェーデン伊政(仮名)は5国。べらぼうな差。今日は単なる練習なので、10数ターン程度やってみて終わり。こっちは人も増やして経営が軌道に乗ったところだが、伊政(仮名)は木がなくてドはまり。このゲーム、木と鉄がないと道路も作れないし生産力向上もできないのでどうにもならない。最初から最後まで、いくらあっても足りない基本資源なのである。更に余ってるからと言って鉄鉱石を売り払う伊政(仮名)。やはりもうちょっと基本を学んでからでないと無理っぽい。

 夜も明けた頃にジウ(仮名)がしつこくカタソ(Win)をやりたがるので、渋々折れて伊政(仮名)と3人で対戦。ダイス目の偏りにより、伊政(仮名)勝利。ダイスが全てなゲームなので他にコメントのしようがない。勝って嬉しいとも思わないし、負けて悔しいとも思わない。なんでこんなゲームがそんなに人気あるのだろうか。


2002年4月28日 日曜日

 すっかりマイブームになったImperialism2(Win)。難易度に関するオプションを調べ様としたら、驚愕の事実が発覚。今まで初級と信じこんでやっていた復習プレイは、実はその下の入門であった。あらゆる経済オプションは単純化され、COMの開発速度には足かせがつき、外交も技術開発も最初から優位に立っているらしい。よくまあこれでこんなに苦戦できるものだ。以前やったときはどの辺の難易度までクリアしたのか覚えてないが、よほど腕が落ちたのか、それとも前回も大差なかったのか。何も記録が残ってない今となっては真相は闇の中。

 そうなったらいよいよ早く終わらせないと、と意気込むものの、1550年あたりから始まってるはずの世界はもう既に1800年代に入っている。日本で言うと戦国時代から江戸時代が終わる頃である。戦国SLGだったらとっくにタイムアウトになっているような緩慢なプレイも許されているのがありがたい。同盟を駆使して袋叩き作戦で各大国を一つ一つ潰して、ついに宿敵スウェーデンとの直接対決。は怖いので、戦争しないで勝利する方法を模索。要はヨーロッパの過半数取ればいいのだから、まだ2国残っている小国を吸収すればよいのである。というわけで、ドイツとスイスに対して交易を頻繁に行って好感度を上げ、更に賄賂実弾攻撃。真正面から戦争やって勝てる気がしないので姑息に外交的勝利。いいのか入門レベルからこんな姑息で。

 ついに刺激されて欲しくなったTuft(仮名)のために、オークションで代理落札してやることに。これでジウ(仮名)、伊政(仮名)と共に4人対戦ができる。1800円したが、それでもこのゲームにはそれくらいの価値は軽くあるはず。地味なゲームなので人選ぶけど。

 ほっと一息ついたところでJangband(Win)。地下44階でドラコリッチと対決。ドラゴンの上位版はブレスがシャレにならないパワーなので非常に危険。今回も一発で400とか持っていかれるので、常にHP500くらいをキープするように体力回復の薬に頼りまくり。密かに武器が追加攻撃のロングソードからカタナに変わってるので、僅かながら攻撃力UP。ドラコリスク戦ほど苦戦はせずなんとか撃破。別の雑魚が落としたアイテムにアーティファクト発見。アルヴェドゥイ王の鎖かたびら。性能的にはイシルドゥアのフルプレートといい勝負だが、混乱耐性の有無の差がありイシルドゥア継続使用決定。混乱になると復帰させるアイテムをまた持たないといけないし、呪文が一切使えなくなるので魔法使いとしては避けたい事態。倉庫入り。


2002年4月29日 月曜日

 Imperialism2(Win)、とりあえず一度クリアしたので、一段飛ばして難易度を標準にしてプレイ開始。入門に慣れた身には色々と辛く、1回目は鉄鉱石のマスに道路を延ばす前に鉄鉱石のストックが尽きる。道路を作るのに鉄鉱石が必要なのでハマり。2回目は食料事情を甘く見て、最初のストックが尽きる前になんとかすればいいとかうそぶきながら労働者を増やしたのが裏目に出て、あっというまに大飢饉。労働者数が2とゲームスタート時より状況が悪化。リセット。

 3回目は食料確保を再優先にし、かつ鉄鉱石の確保も急いでやっと生き延びることに成功。どうやらこれをそのまま進めることになりそう。我がスウェーデンは序盤でやたら強い槍騎兵を生産し、新大陸をばりばりと切り取りつつあるのだが、侵攻の連続で赤字経営に。ろくな船も作れないので新大陸の富もほとんど持ち帰れず、技術は他国のお下がり技術を無料で細々と開発、原木を紙に加工して近隣諸国に売りながら生計を立てる日々。総合評価ドベ。毎ターンのようにどこそこはうちの2倍の陸軍力とか海軍力とか労働力とか、アドバイザーが注意してくれる。いいんだよ君たち、スウェーデンは世界統一が目的じゃなく生き延びるだけでいいんだから。志低すぎ。

 目先を変えてMTG Online(Win)β。毎回起動する度にでっかいパッチを当てる。バージョンは大して進んでないくせに1.0.938とか完成を謳ってる。嘘つけ。Free Trialとかいうタブができているのでいつの間にβ終わったんだと思ったら、ログインして最初の画面に注意書きがあり、Free Trialは来る製品版に向けての仕様で、βはまだ当面は続くので安心されたし、とある。なるほど同じような問い合わせが山ほど来てるのであろう。

 今日の分のブースターを買い込んでからリスデッキ対戦。相手も緑単のSaprolingデッキでいい勝負。最終的に21匹という新記録を作り、Coat of Armsを出してそれぞれ20/20にすることに成功。だがしかし、最後の総攻撃は敵のTangleにより封じられる。そして返しに12/12Saprolingが一杯。最終ライフが-78という凄まじいスコアで敗北。まあ新記録ができたので満足。フリー構築はこういうほのぼのとした試合があっていい。

 ジウ(仮名)がまたしつこいので、伊政(仮名)、Tuft(仮名)らと共にカタソ(Win)4人プレイ。ダイスが偏ったので負けました。以上。4人だと序盤は交渉が成立する余地がまだあるが、ダイス目を覆すほどの要素ではない。相変わらず何が面白いのか分からず。4人で1度やってみよう、という動機だったのでもう未練なし。削除。

 祝日なので日がなImperialism2。と言っても娘の相手をしながらなので日中は大して進まず。突如フランスに宣戦布告され戸惑うが、同盟国がみんなでたこ殴りにしてくれる中、1人だけ講和を結ぶ。だって海上封鎖されそうになるし、陸軍も槍騎兵しかいないからまるで勝ち目なさそうなんだもん。戦争を続ける同盟国たちと自動的に同盟関係を破棄することに。まあ同盟はまた結べばいいし。客観的に見ると傾国の指導者のような気もするが。


2002年4月30日 火曜日

 切り取った新大陸の領土も含め、全沼地を探索したが、困ったことに錫を産出する土地が一つもない。これでは青銅を作ることができず、中盤の陸軍・海軍ユニットがほとんど作れない上に要塞化もできないことを意味する。事実上ゲームの敗北と言ってもいい。もう一つの材料である銅はいくらでもあるので、錫のゲットが至上命題となる。とりあえずは世界中の沼を探索し、なるべく平和的に取得する方向で。戦争して取ることも厭いはしないが、勝てないものはしょうがない。槍騎兵だけで勝てる敵なら喜んでお相手しよう。もっとも今や新大陸の原住民もヨーロッパ人から奪った鉄砲を装備して騎馬鉄砲隊などを操るレベルに達しているのだが。

 めげそうなのでJangband(Win)に逃避。バラヒアを裏切りし「ゴルリム」を発見。さすがに魔力の矢は防ぎようがないのでちょっと痛い。200ダメージくらい。連発されたので体力回復の薬1本を消費。しかしもっとやばいのはやはりドラコリスク。体力回復ロッドと薬2本でようやく勝つ。それもブレス抑え気味だったからなんとかというレベル。きつい戦闘をこなした割に戦利品が大したことないので、そのまま地下45階へ。セーブ。

 Imperialism2続き。錫ゲット作戦は、小国イタリアにてやっと一つ発見。通商領事部、大使館、商人ユニットによる買取りという段階を踏むが、困ったことに土地を買い取ってもその錫をどこの国に売るかはイタリアの勝手。売れた場合には補助金が回ってくるが、今は補助金が欲しいわけじゃない。毎回海運スロットを空けて待ってる内に、ぽつぽつと売り込みが来るようになる。同時期に新大陸の原住民スーからも売ってくれるようになり、なんとか青銅が作れるように。こうなればこっちのもので、まずガレオンをがんがん増やして海運力と海軍力増強。新大陸の富を持ちかえり、偶然発見したダイヤモンドの収益で赤字からも脱出。ようやく事態好転。時は既に1750年付近。200年もかけてもうたよ。

 一度は和睦したフランスだが、まだ交戦を続けているオランダと同盟を結んでしまったために、気付かず再度交戦状態に引きずり込まれる。丁度新大陸で目障りなフランス領があったので、槍騎兵で総攻撃。まだ要塞を作られていなかったので勝ちはしたが、しばらく敵の撹乱攻撃で手薄な付近の州をばしばし取られる。軍隊を二手に分け、数ターンかけてやっと失地回復。他の新大陸フランス領はオランダが好き勝手に切り取ってる。さすがに残り僅かになると敵も要塞を建てて篭るのでそうそう落とせなく、オランダが和睦したのを機にこっちも和睦。フランスどべに転落。戦争をあまりせず消耗が少ない我がスウェーデンは、労働力をどんどん増やしてついに総合評価トップに踊り出る。でも錫が自力調達できてないんで戦争は不安。しばらく平和路線で。

 Dungeon Siege(Win)体験版の日本語バージョンが出ていたので、出来を確かめるためにDL。セーブデータ共有というのがいい。さすが本家の和訳なので、ちゃんとボイスも日本語に吹き替えている。武器名等は和訳されているものもあれば単にカタカナ化したものも。呪文名は全部カタカナ化。カタカナ呪文かっこ悪い。ウィークンとか読むだけでこっちが弱体化しそう。まあ英語−日本語間のデータが共有できるということは、同時対戦も可能ということで、それはすなわち一番期待されているシナリオエディタの英語版データを日本語版で遊ぶことも可能ということになる。まあ海外で素晴らしい出来の自作シナリオががんがん流出するようになってから買っても遅くはないのかもしれない。もっともその頃はゲーマー一時引退か。




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