ゲーマー日記 2005年3月分


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2005年3月1日〜13日

 大航海時代Online(Win)のオープンβ。タイムトライアルだから必死。EQ2(Win)はさすがにもう引退。日記は別コーナー。やめた詳細な理由は別紙にて


2005年3月14日 月曜日

 ちょっと気になって、Settlers The Heritage of the Kings(Win)のデモをインストールしてみる。この先大航海時代Online(Win)の課金をしないとして、果たしてこれが遊ぶに足る出来かという興味である。しかし、その期待は激しく裏切られる。

 Settlersシリーズと言えば、恐ろしいまでの複雑系経済を売り物にした箱庭ゲームのパイオニアであり、対戦用というよりはソロで複雑経済が円滑に動く箱庭を眺めて楽しむ、まさに箱庭の中の箱庭だったのに、その肝心要の複雑経済をよりによって単純化しやがった。たった5種類の資源に集約し、加工も何もなし。そしてあっさりとした戦闘システムはそのまま引き継ぎ、一体何がしたいのよこれ。フル3Dが売り?その代わりに全てのゲーム性を失ったのかね。凡作をフルスピードで通り過ぎて駄作。即削除。看板作品も5作目となるとネタ切れか。もっと複雑な方向に進むのを期待してたのに。


2005年3月15日 火曜日

 大航海時代Online(Win)。いつまでも初期に選んだ食品商というのも芸がないし、とあるゲームショップの店長も食品商でしかも向こうが全ての面で先行しているので面白くない。いつまでも他人の背中を見ていられるかということで、思い切って転職クエストを受け、初めての推薦状を貰う。転職先はいくつか候補があったが、生産スキルで工芸をやってみたかったので、薬品商に。薬品自体は大して興味ないけど、嗜好品や調味料が優遇に入ってるのもポイント高い。

 しかし転職はメリットばかりでなく、今までの優遇スキルのランクが下がる憂き目に遭う。特に調理が5に落ちたのは痛い。保管も運用も外れるし。まあこの辺はずっと使ってりゃいつか上がるからいいけど。

 さていい加減あと1日でこのゲームも課金するかどうかの決断を迫られる。キャラが消されるのはさすがに惜しいし、Excelでちこちこ作った相場表もゴミになるかと思うと泣ける。だがしかし、既に飽き始めてるし、コーエーのゲームは最初から最後までやることがずっと一緒という性質を知ってるだけに、今後サプライズを味わえることはほとんどないことも大体想像はつく。コミュニケーションツールという意味合いでは知り合いは大してやる気配がないので価値はゼロ。んーこんなゲームに5000円近くも投入するのだろうか。現在やる気30%程度。ギリギリまで決断を引き延ばすか。それにしても最近決断力が低下してきたような気がする。歳かね。


2005年3月16日 水曜日

 大航海時代Online(Win)は、やはり課金しないことに決定。30%から上にモチベーションがどうにも上がらない。大体プレイすることにためらうようなゲームならプレイしない方がいい。

 さてそうなると何をやるかだが、やはり候補はこないだまでやっていたRoN(Win)。というわけでBUG(仮名)にまだ現役か問い質すと、続けてるとの返事。こっちが半年ほどMMORPGに励んでいた間もせっせと戦っていたらしい。なかなか一途な奴である。相手がいるなら、既に購入したゲームで遊ぶのがコストパフォーマンスに優れることは言うまでもない。

 というわけで久々に起動してGameSpyへ。デフォルトの0番チャンネルでいきなり日本語チャットが流れててびっくり。結構日本人いるのね。しかも外人少ないし。kuwagata(仮名)と再会を果たし、記念に1試合やってみることに。2:2で。

 とりあえず体が何を覚えてるかに全てを委ねることにしたら、結構内政手順ちゃんと覚えてる。おーそろそろオール200行くじゃん、すごいじゃんとか感心してる間に敵襲。おおう、そうだそうだこういうゲームだった。大した規模ではなかったが、軍備がない身には大軍である。慌てて防衛軍を作っても間に合うはずもなく、結局一直線に蹂躙される。kuwagata(仮名)は反対側の敵だったので、直接敗れることだけは避けたが、いずれにしろ完敗。言い訳の余地もない。シムシティじゃねえんだぞというところから意識改革せにゃいかんらしい。ちょっとCOM相手に色々思い出さないといかんですね。


2005年3月17日 木曜日

 RoN(Win)復帰。1日に4試合をこなす。初戦は外人混じりの6人戦。前衛として敵に対しやや優勢であったが、敵後衛の援軍に邪魔されて突破ならず。そして反対側の前線が敵となったkuwagata(仮名)により崩壊すると救援要請が流れるが、こちらの後衛はまるで動かず。見殺しにして左翼総崩れ、そのまま後衛が攻撃されると助けろとかのたまう。貴様が動かんから前衛が抜かれて攻撃されてるんだろうが。まあこうなると前後から包囲されてもうおしまい。

 2戦目は日本人の人数が集まったので、日本人のみで6人戦。いつのまにかRAZなるクランが登場してきて、そこそこ人数が集まるようになったらしい。実にいいことである。これならリハビリのしがいもあるというもの。しかしこの1戦に関しては後衛配置でのんびりしていたらkuwagata(仮名)にあっさりぶち殺されて、大したリハビリにはならないのであった。半年近いブランクで腕がなまっている分を差し引いても、昔より実力が上がっているのではなかろうか。良い相手が増えたというべきか、厄介な相手が増えたと言うべきか。

 3戦目は7人集まったので、COMを1人混ぜて8人戦。さんざん苦しめられたkuwagata(仮名)は味方に回り、配置はその後衛に。こちらが攻勢なのをいいことに、のんびりと内政に励んで、ルネサンス入りして救援要請を貰ってからようやくおっとり刀で兵舎を建築。その間2人を相手に回していたkuwagata(仮名)の健闘のおかげで、反撃に転じると圧倒的に。以後順調にこっち側の二人を倒し、COMが後衛なせいでやや押され気味な反対側の救援に向かう。さすがに時間が経過してみんな産業革命に入り、抵抗が激しいので、核ミサイルを数発ぶち込んで黙らせる。快感。

 4戦目も8人戦、またも後衛だが、今度は前衛が両翼ともに序盤から押されており、こっち側は救援がなんとか間に合ってBUG(仮名)相手に接戦を繰り広げるが、反対側は速攻抜かれたらしく、しばらく粘ったけどすぐ首都が背後からやられて完敗。

 最後の5戦目はちょっと人数が減って6人戦。RAZクランの中でも最強というBUG(仮名)が味方でやや安心し、お互い前衛としてがむしゃらに攻めるが、BUG(仮名)は敵の後衛であるCity_Hunter(仮名)の援軍で敵kuwagata(仮名)領への進軍がままならず、こちらに期待が寄せられる。丁度中世速攻をなんとか成功させたおかげで、ギリギリ敵首都攻略までいけそうで、敵後衛はそっちにいるんだよな、とチャットで確認するが、見事に騎士団の援軍がかけつけてきて、撤退を余儀なくされて計画は頓挫。結局そのまま両翼ともに押し切られて敗北。敗因はこちらの後衛が7不思議をばんばん建造しててなかなか戦闘してくれなかったことではなかろうか。本当は練習不足ですとか言うのが美しいんだろうけど。

 長期休暇を取ったので、昼間からゲーム。しばらく消化していなかったデモをいくつかやってみる。が、ここ1年くらい、楽しみなデモというのにほとんど出会ってないので、本当に消化という気分が強い。少しはいい意味で予想を裏切るゲームに出会いたいものだが、今日やったのは全部ダメ。まずMaster of Monsters4(Win)体験版。システムソフトの過去の名作をまだ作っているらしいが、この会社もう詰んでるんで、作るもの全てが駄作。案の定、これもいまどきターン制SLGで、1と何が違うんですかというほどの退化っぷり。パラメータばっかり細かくしても、ゲーム性がどんどん悪化してる。天下統一(Win)シリーズ、ティルナノーグ(Win)シリーズとかもそうだけど、もうゲーム作らない方がいいんじゃないの?

 次はNeighbours from the Hell2(Win)デモ。ドリフのようなコントを演出する、一風変わった佳作に、続編が出たらしい。一発ネタだと思ったんだがなあ。まあコントのネタはどんどん新しいのを出さないと生き延びられないのも事実だけど、商業ベースで続編のパッケージが売れるとは思わない。コントシナリオのオンライン配信で延命図る方がいいんじゃないの?どうせエンジンは変える必要ないんだし。今回もいたずら小僧が隣人のオヤジに色々仕掛ける背景は変わらず。オヤジの海外旅行にまで密航してついてきていたずらするらしい。実に壮大なスケールの小僧である。ゲームのスケールは極小だけど。一度やれば二度とやることはないのがこのゲームの悲しい運命。

 Mashed(Win)のデモもDLしたみたいだが、何のゲームだか思い出せない。なんか起動エラーが出るので最後まで判らずじまい。そしてArmies of Exigo(Win)なるRTSもやってみるが、操作方法の説明もなく、適当に動かしてたら途中で不正終了。まあどっちも未練があるわけでもないので、今日やったのは全部削除。この業界も不況だねえ。


2005年3月18日 金曜日

 うっかり寝過ごしてしまい、起きたら3時。RoN(Win)をやろうにも誰もいないので、デモ消化続き。まずはEmergency2(Win)デモ。テロ以降急速に発達した、災害RTSというジャンルの作品。消防車、救急車、パトカーなどの様々な緊急部隊を動かして災害の収束を図る。事態が一刻を争うというのはRTSというシステムによく似合っているのだが、言わばそれだけで、敵国をやっつける代わりの満足感が今一つ得られない。最初の面は列車事故に遭った車から要救助者をバールで抉じ開けて救い出すのだが、炎上している車をまず消火しなければならないところに気付くまで30分はかかる。おかげで大したゲームじゃないと判断するまで余計な時間を食う。2面で警察署のガス爆発火災を救いに行くのだが、火を全部消し止めて要救出者を全部病院に搬送したものの、ガスの元栓の締め方がどうしても判らず、しばらくするとボーン。操作性が悪い上に、拡大してもグラフィック解像度が悪いので、いつまでも見つかりそうにないので断念。削除。

 次、Evil Genius(Win)デモ。悪の組織のボスとなり、アジトに侵入してくる正義の味方を退けるRTS。着眼点が面白いと言えば面白いが、残念ながらこのアイディアは10年も前にDungeon Keeper(Win)でとっくに取り上げられており、アジトの岩盤を崩して部屋を作るところなど明かにパクリである。まあそれでも悪の組織という立場は好きなのでやってみる。敵の1人を捕まえて自白させるのに、自白用テーブルを作っても一向に進まなかったが、その前に牢屋を作って閉じ込めないといけないらしい。えらく手間取った。

 それをクリアするとカンフー使いを捕まえるミッション。カンフー使い強し。新人育成所のそばに陣取り、現れる新人下っ端を次から次へと倒していく。束になってかかればいいものを、1人1人各個撃破されていく新人達。いとあはれ。まあしかし敵も人の子、20人も倒すとさすがに息切れして生け捕りに成功。そしてミッションはgloat overしろと指示する。辞書を引くとまじまじと眺める、とある。よくよく見ると、補助ヘルプがボスを動かしてgloat overしろと言う。ボスを選択して、カンフー使いにカーソルを合わせると形がHAHAHAと変わった。あーなるほど、捕まえた奴相手にボス自ら嘲笑を浴びせろというミッションですか。奥の司令室から牢屋に辿りついたボス、HAHAHAHAと豪快に笑う。ご苦労様です。敵の死体はちゃんと冷凍室に収容しないといけなかったり、変なところが妙に可笑しい作品。これは比較的いいかも。安売りしてたら買ってもいいかな。

 そんで次はChaos-League(Win)。ファンタジー界の住人たちによるアメフト。スポーツに魔法が混じるらしい。無茶。アメフト知らないし興味もないのでパス。


2005年3月19日〜21日 

 海外旅行に出かけたため、ゲームは一切できず。することないから早寝早起しかない。退屈ではあるが、体調は確かによろしい。ゲームがいかに健康に悪影響を与えているかを実感する。実感したからと言ってやめる気もさらさらないんだが。


2005年3月22日 火曜日

 旅行から復帰。まずは21日付で課金が切れるEQ2(Win)の引退処理。詳細は別コーナーに書く。

 ひとしきりWebを巡回してからRoN(Win)を2試合。まずは外人混みで6人戦、オーストラリア奥地マップだったので、最初から海目当てで畑を作らずに港を作るという変な進化を試してみる。が、当然ながら食料収入がしばらくなくてかなりの遅れ。結局フォローのために畑を張る羽目になって意味なし。第3都市を作ろうにも場所がないし、側面に作ろうとしたら敵陣を横切る形になって町人死ぬし、もうだめだこりゃと観念。しかしいくら観念すれども敵は来ず。折角猶予を与えられたなら、少し軍備でも整えてみる。整ったのでそのまま攻めてみる。都市を攻め落とせたのでそのまま進んでみる。あれ、外人さん怒って強制終了しちゃいましたよ。まあRAZクランの中でも強い人であるCity_Hunter(仮名)と同チームという恵まれたチーム編成ということもあったけど。

 2戦目は日本人だけでパスワードをかけて対戦。1人抜けた代わりにTuft(仮名)を補充し、5名になったのでCOMを1人入れて6人戦。ヒマラヤマップになって変な内政を考えずに済むようになったが、チーム編成は先ほどと一緒でまた偏る。敵はkuwagata(仮名)が唯一の戦力で、これをCity_Hunter(仮名)がローマ速攻でいじめる。しかも正面だからこっちからもぐいぐい押す。そのまま首都を奪って、さっさとkuwagata(仮名)を排除しようと目論むが、脱落タイマー残り10秒のところでCOMに邪魔され、敵に延命を許してしまう。まあ所詮は延命であり、普通にそのまま押し切って勝ちは勝ち。ただ今日の試合は楽すぎて全然リハビリになってない。

 昼間はデモ消化に精を出す。Beyond Divinity(Win)デモから。いわゆるDiablo(Win)タイプのRPG。主人公は2人いて、同時に操作するらしい。10分ほどやって、面白さのかけらも見当たらないので即やめる。いまどきこの手のRPGは腐るほどあるんだから、よほどのウリがなきゃデモを遊ぶ価値すらない。

 やはり好みのシミュレーションをやった方が良さそう。ということで選んだのはTransport Giant(Win)のデモ。噂によると名作輸送シミュレーションであるTransport Tycoon(Win)のリメイクとか。それなら期待は大。しかしそもそもこの手のゲームはちゃんと一から操作や輸送の仕組を説明しなきゃいけないのに、チュートリアルはないわドキュメントファイルすら入ってないわで、全く説明する気ナッシング。仕方なく昔とった杵柄で自力探索することに。なんとか馬車と駅による輸送網を構築したはいいが、肝心の貨物をどうやって馬に載せるのかが分からない。かくして馬は無駄飯を食うために砂利道を往復する。各種インタフェースも非常に分かり難く、本当にリメイクなのか神経を疑うような駄作。劣化コピーどころの話ではない。論外。

 次。Strength&Honour(Win)。どうやら古代ローマを背景としたストラテジーっぽいのだが、これもまたやり方がさっぱり。一切説明をしないのは最近のトレンドですか。しかも2Dのくせに動きがもっさりとしており、何をどう処理すればこんなに動きが重くなるのかというくらい。1コマンドを発行してから動作に移るまで、約5秒の待機時間があるので、もしやり方が分かったとしてもそのストレス発生具合は容易に想像がつく。全くやりたい気持ちにならないので即破棄。

 次はGeneral(Win)。今度はグラフィック要素がほとんどない、小型ウィンドウサイズのちょっとしたSLGらしい。ヘルプがついてるだけましだが、やはりチュートリアルはなし。いきなりマップを作って国を選んでゲームスタート。世界各国の名前を使った国盗りストラテジーな模様。農業で富国し、科学者を雇って技術開発をして兵隊を雇って国境をじわじわと攻め取る。出来のいいフリーソフトと言うレベル。マルチプレイもできるようだが、勝ち方はさっぱり分からない。一度負けると兵が壊滅するので、坂道を転げ落ちるように連敗し、国境がガリガリ削られて行く。もう少し戦略が分かると面白いのかもしれない。判断保留。


2005年3月23日 水曜日

 RoN(Win)。外人混じりの6人戦をやったところ、外人がゲーム開始処理中に落ちやがって、いきなりゲームやり直しの憂き目に。ところがゲームを終了させようにも、終了してくれない。あまつさえ、自分の文明が着々と動き始め、こっちの指令はまるで聞かないという完全なCOMの乗っ取り。リタイアもできなきゃアプリ終了もできず、ただCOMの成長を見守るだけという珍しい状態に陥ってさすがに困り果てる。結局タスクマネージャからの強制終了で珍現象は幕を閉じる。

 気を取り直して、日本人同士による6人戦。味方はTuft(仮名)とMMX(仮名)でちと頼りない陣容。まあリハビリだし、それでも自分の正面だけでも倒すべく努力することに。資源の配置が悪い割に、意外と着々資源が増えるので10分頃に中世攻めを敢行するが、敵Bcoffee(仮名)領にはきっちりと要塞の備えがあってかつ防衛軍も充実。全然早期攻撃になってない。それでも要塞はきっちり壊して消耗戦に持ち込んでせめて敵1人は道連れにするが、やがて敵後衛がかけつけて押され始め、20分で完全に全都市を占領される。うちの後衛がかけつけたTuft(仮名)方面戦は、kuwagata(仮名)1人を押し切れず、結局は完敗。

 内容がよろしくなかったのでリプレイを見て反省することに。どうやらゲーム設定で資源回収スピードが上がっていたのが着々資源が増えた原因であることにようやく気付き、そうすると10分で攻めたのでは遅かったことの謎も解ける。戦術的にも色々と悪手が見受けられて、なるほどこれは反省会をして正解だった模様。反省会に時間を掛け過ぎて、気付いたら面子はみんな落ちてた。

 1人になったらデモ消化。Medieval Conquest(Win)デモ。よくありそうな単語を繋げたタイトルで、内容もきっと中世のありがちなRTSだろうと想像してたら、ちょっと風変わりな設定。RTSというよりは箱庭SLGで、村人ではなく冒険者の生活基盤を整える。例えば武器屋とか、宿屋とか、教会とかを建てて、冒険者がLvUPしたらより高度な武器防具を揃える。冒険者を移動させてモンスターを倒させる部分はRTSだけど、モンスターを倒すと金が入ってより高度な建物が作れるのは箱庭。なかなか奇抜なアイディアではある。ただ、インタフェース周りが今一つで、折角の冒険者がちまちましててRTSの駒の一つにしか見えない。もっとRPG寄りに、冒険者をクローズアップする方向でやればいいゲームになるのに。ちょっと買うには値しないかな。惜しい作品。


2005年3月24日 木曜日

 軽くRoN(Win)対戦。外人混じりで3vs3、ちょっと早めに中世攻撃をかけたら外人あっさり投了しやがって、反対側は味方のkuwagata(仮名)が大暴れしててもう勝負あり。あまりに淡白でやった気がしないけど、眠いのでこれで切り上げる。

 デモ消化の続きで、Spartan(Win)のデモに着手。古代ローマというテーマ自体にほとんど興味がないので、よほどまともなシステムでなければ即パスするつもりだったが、ちゃんとしたチュートリアルがあって、しかも中身もかなりまともそう。眠い目をこすってチュートリアルを2章だけ進めた感じを見ると、Imperialism2(Win)にちょっと似た感じのターン制SLG。戦闘はリアルタイム処理のなかなかの本格派。これは真面目にプレイして評価せねばなるまいて。


2005年3月25日 金曜日

 RoN(Win)。GameSpyに入って面子待ちの間、外人ゲームに入ってみる。外人はすぐ資源∞とかあほなゲームを建てるから、まともなゲームをできること自体幸せと思わねば…と無理矢理自分に言い聞かせながら、ゲーム開始直後に初期資源量20倍とかいう∞に類似なあほゲーであることにようやく気付く。まあしかし始まってしまったものは仕方がないのでベストを尽くすべく、すぐさま古代入り、とにかく都市と図書館を増やしてどんどん時代を進める。すると次々と敵チームのプレイヤーが脱落していく。はあ?なにその見切りの早さ。30手先が読めるんですか。国境を接したと思ったら最後の1人が落ちて終了。勝利。無意味。もう貴様らとは遊ばん。

 じっと日本人面子が集まるのを待ち、ようやく6人集まって3vs3。正面はkuwagata(仮名)で、中世で攻撃を仕掛けようと戦力を貯めてる最中にぶわっと大軍をぶつけられ、為す術もなく敗退。他の2名も順調に負けて完敗。やはりまだkuwagata(仮名)には勝てそうにないという予感は当たり、相手からも全然本調子に戻ってないと厳しくダメ出しをもらう。

 次に若干面子を変えて、外人を1人入れての3vs3。チームメイトがkuwagata(仮名)とCity_Hunter(仮名)という偏りっぷりから、もうやる前から勝ったも同然。若干気になるのは正面の外人がどれだけ強いのかという点だが、のんびりルネサンスまで進化してからやっと攻め出したにも関わらず、敵には大した防備もなく、そのまま滅ぼすところまでいってしまう。もう負ける理由がないので、ゲーム終了までに核ミサイルをぶっぱなすことを目標とするが、残念ながらミサイル基地を建てるまでが精一杯。楽過ぎてもつまらないね。

 最後に残った4人で2vs2。相手はkuwagata(仮名)。気が重い戦いだったが、序盤の弓騎兵を軽くあしらい、逆にこっちから弓騎兵を送り込んだりして、中世に入るなり主力をぶつけ合うがっぷり四つ。互角の戦果で互いにほぼ壊滅、送り込んだ援軍がこっちが多少多かったおかげか、じわじわと押し込み始めて、前線都市を奪うことに成功。その後も抵抗にあいつつもなんとか少しずつ前線を上げて、反対側もチームメイトが優勢に進めてなんとか勝利。少しはさまになってきたのか、はたまたkuwagata(仮名)がポカをやらかしたのか、診断機能が復活してないんで何とも判別し難し。ひとまず難敵を打ち破ったことを素直に喜ぶか。

日中秋葉原に赴き、GameBoyAdvanceSP本体を中古で購入。6980円。通勤電車で携帯のテトリスをひたすらやる人生に飽きたもんで。ソフトはとりあえず世間で評判が高い逆転裁判(GBA)を1780円で買って来る。早速帰宅時にやってみると、ほほう、これはなかなかいい。後は他のソフトを誰かから借りてくればばっちり。


2005年3月26日 土曜日

 kuwagata(仮名)にCivlization対戦をやらせる計画の一環として、まだ全くやったことがないというので、とにかくルールを覚えさせるために体験版をやらせることにする。目的のCiv2 Gold(Win)は体験版が出てないし、英語なので、日本語版で体験版が公開されているCall To Power2(Win)の体験版URLを教えてやる。いずれ4人くらいで対戦できると楽しいのだが。


2005年3月27日 日曜日

 妻子が1週間実家に帰るということで、早速ボードゲーム大会をやるべく皇帝の居城OFF春の大会を開催。総勢6名が集まる。しかし土曜14時に開催と言ってるのに、時間に来たのは伊政(仮名)1人だけ。仕方ないので2人で暇を潰す。まずは定番のバトルライン(カード)。ジャンケンに勝ったので不利な先攻を伊政(仮名)にやらせるが、Alexanderを引かれて2手ほど間に合わず。2-5で1本取られる。これをひっくり返すには5-1で勝つしかない。しかも不利な先攻がこっちに回ってきた状態で。これはきついなと思ったら引きが良く、8-9-10の最強ストレートフラッシュをびしびしと引いてきて、きっちり3列並べて勝利。ノルマ通り5-1で。逆転勝利。以前からTacticsカードは使うべきではないと主張していたが、2戦目は伊政(仮名)が早々にScoutを使ってくれたので、安心してTacticsカードの存在を封じることに成功。やはりこうでなくては。

 延々とこれをやるのも飽きるので、今度は押し入れから引っ張り出したタンクハンター(カード)をやらせてみる。お手軽なパーティーゲームなので、勝った負けたと騒ぐものでもないが、2人で絨毯爆撃をいきなり出されてもどうしようもない。2戦目はボロ戦車しか引かないのに敵はきっちり主力級を引いていて、ドイツ歩兵と言えどもどうにもならず。3戦目は逆にこっちにケーニヒスティーゲルを始め一流戦車が勢ぞろい。開けては撃破するのを繰り返して快勝。

 そもそも2人でパーティーゲームをやり続けるのもちょっとなんなので、次はこれまた押し入れから引っ張り出したTWIXT(ボード)。子供の頃にベルギーで買ってもらった作品で、結構面白かったので実家から持ってきたのだが、デザイナーがアレックス・ランドルフと書いてあったのでどこかで聞いた名前だなとぐぐってみる。そしたら有名人じゃんこの人。ガイスター(ボード)とかはげたかのえじき(カード)とかを抑えて、このTWIXTが代表作に挙げられてるし。1962年の作品。1979年ドイツ年間ゲーム大賞ノミネート。そんなすげえ作品に子供の頃から触れていたのか。今度からボードゲーム歴25年って堂々と言えるなこれは。当然TWIXT歴25年が今日ルールを知った小僧に負けるはずもない。ハンデで2個置かせても楽勝。

 ここまでやって、ようやくぽちょむきんすたー(仮名)、みほ(仮名)が到着。前者はプロ野球開幕戦を見ていたとのたまい、後者はメーリングリストがことごとくエラーではじかれて読めてないから開催時間を知らなかったらしい。貴重な時間を無駄にしやがって。間もなくとあるゲームショップからいくつか回収してきたTuft(仮名)も到着。5人で以前Tuft(仮名)が購入して未プレイだったMAYA(ボード)をプレイ。
<結果>
トップ伊政(仮名)44(-11)
 2位ぽちょむきんすたー(仮名)44(-12)
 3位Tuft(仮名)36
 4位みほ(仮名)26(-12)
 ドベ皇帝21

 ジウ(仮名)がやってきて、6名集合。おます(仮名)が深夜に来るかも、という前提で比較的早く終わる6人ゲームとしてACQUIRE(ボード)を選定。
<結果>
トップみほ(仮名)34100
 2位皇帝32000(-12)
 3位Tuft(仮名)30300
 4位ぽちょむきんすたー(仮名)26(-12)
 5位ジウ(仮名)26200
 ドベ伊政(仮名)26100

 結局おます(仮名)は来ないことが判明し、徹夜モード突入。時間を気にしなくてもいいし、一度はネタとしてやっておいた方がいいということで贋金作り(ボード)。
<結果>
トップ伊政(仮名)15
 2位ジウ(仮名)10(589)
 3位みほ(仮名)10(256)
 4位皇帝9
 5位ぽちょむきんすたー(仮名)7
 ドベTuft(仮名)2

 疲れたところで、息抜きにゴキブリポーカー(カード)。要はダウト。敗者を1人決めてゲーム終了なところがゲームとしては致命的。ぽちょむきんすたー(仮名)が序盤からゴキブリが重なってしまい、みんなから集中攻撃を受け、そのうちネズミも3枚重なってダブルリーチ状態。最後はみほ(仮名)が両者の内ランダムで選んだものをぽちょむきんすたー(仮名)から転送され、熟考した上で突き返してゲームオーバー。前回やったときも似たような展開だったところを見ると、どうやらこのゲームの適性が明らかになったようである。

 ここでジウ(仮名)仮眠に落ちる。5名で何をやるか相談してるうちにぽちょむきんすたー(仮名)も仮眠。4人で皇帝の影(ボード)をやってみる。前回プレイ時に、新選帝侯の即位時はどんなケースでも2VPを得ていたのだが、それだと展開が荒いので、現職と交代した場合のみに限定してやってみる。しかしこれが失敗。そもそも4人という人数も向いてないらしく、VPの動きも小さいものだから後半はもう全くの惰性。やってて辛くなるくらい。前半皇帝職をしばらく続けていたTuft(仮名)が築き上げた貯金に気付いた頃には、みほ(仮名)が追い上げようにも届かない。終盤逆転のシナリオが全く作れないゲームなので、まったくもって盛り上がらない。評価ガタ落ち。
<結果>
トップTuft(仮名)15
 2位みほ(仮名)13
 3位皇帝10
 ドベ伊政(仮名)7

 そして最後の締めはサンクトペテルスブルグ(ボード)。伊政(仮名)がやったことないとか言い出すので、やはりこれは経験しておかないと。不利と言われる初手職人はみほ(仮名)で、これをやれば勝ちといわれる初手18貴族をゲットしたのがTuft(仮名)。うちも初手建物で貴族フェイズ4番手だし、こりゃもう勝負は決まりかと思われたが、Tuft(仮名)のプレイミス続発なのを見て、初手で取った天文台をフルに活用して追い上げる。そして貴族ボーナスの合計の時点でTuft(仮名)と同点トップ、よっしゃと思ったらまだ手持ち金の得点計算が残っていた。1点差でTuft(仮名)が逃げ切り、後ろにいたはずの伊政(仮名)に追いつかれて、同点の場合は手持ち金による判定。なぜか3位にまで落ちる。なんか今日こんなのばっか。
<結果>
トップTuft(仮名)44
 2位伊政(仮名)43(24)
 3位皇帝43(7)
 ドベみほ(仮名)37


2005年3月28日 月曜日

 先日興味を持ったSpartan(Win)のデモを少し本格的に。チュートリアルは終えたので、いよいよ実戦。まずはじっくりと磐石な経済を築いてから、と思ってたら、20ターンぐらい経過したところで、デモでプレイできるのはここまでですとか言われた。もっとアグレッシブにいかないといかんらしい。もう1回だけやってみるか。ちなみにプレイしてて、似たゲームを思い出した。Warlords IV(Win)だ。あれの戦闘がちょっと凝った3D表示になった程度のもの。

 ついでにもう一つデモ。Children of the Nile(Win)デモ。箱庭SLG。チュートリアルを2編しかやらせてくれないので、その範囲で語るとすれば、エジプト版シムシティの一言に尽きる。他に言い様がない。過去の箱庭との差別化が図れてないので、何の魅力も感じない。まあ差別化した結果、悪化するゲームも一杯あるんだけど、何もしないのもどうよ。ボツ。

 RoN(Win)対戦は、週末だけあって日本人だけで8人戦が成立する盛況。1戦目はkuwagata(仮名)、City_Hunter(仮名)と一緒のチームなだけに楽勝。キー操作がちょっと調子悪くてショートカットが使えず苦労したが、リタイアしても問題なかったのではと思うほど。後衛だったので、のんびり経済成長して15分くらいからおっとりと援軍に行って、以後トルコ特有の異常な速度で快進撃。核ミサイル撃って満足。

 2戦目も4vs4だが、チーム編成をいいかげんランダムにするのをやめて、ちゃんとバランス考えようと提言し、kuwagata(仮名)、City_Hunter(仮名)の2名でチームを分けてドラフト会議。光栄にも1位指名をいただいてCity_Hunter(仮名)チームに所属。それなりにバランスが取れたチームとなったが、City_Hunter(仮名)の速攻で敵の3位指名を即座に落とし、更に敵は1位指名のNiko(仮名)が落ちてしまい、もはや風前の灯火。と思ったら今度は監督のCity_Hunter(仮名)が落ちたりで、もうあちこちCOMにスイッチしてて試合展開はぼろぼろ。kuwagata(仮名)を倒してさっさと終わらせようとしたところ、後衛同士でTuft(仮名)と交戦。隙を突かれたため、思いきり攻め込まれたが、なんとか押し返しながらずるずると長期戦。空中戦になったり核ミサイルを打ち込まれたりしながらも、チーム全体では領土勝ち。変な形になったので、あまり8人戦をやった感じがしない。


2005年3月29日 火曜日

 RoN(Win)。早くから日本人8人が集まる。実力者同士であっさり4vs4ができる環境とはなんと素晴らしいのであろう。BUG(仮名)とkuwagata(仮名)に分かれてのドラフトでkuwagata(仮名)チームに1位で指名される。むこうの1位指名はniko(仮名)。2位指名がRazgriz(仮名)でむこうはTuft(仮名)、そして3位指名は知らない人たち。左翼前衛に配置され、第2都市を建てた時点で目の前にTuft(仮名)の都市が見えるので、古代から攻める決意を固める。第3都市を建てるスペースがないし、食料にも余裕がないのでこの際8分で攻撃開始。都市を一旦は占領することに成功するが、邪魔なことに反対側の後衛のはずのBUG(仮名)から援軍が来て、撃退される。一度受けに回ったら、2都市での攻めで経済力が回復するはずもなく、無為の日々を過ごしてルネサンスでついに立ち直ったTuft(仮名)の攻撃を受け、防ぐ体力もなくずるずると敗退、そして滅亡。

 以後は3人で現代戦まで粘ったが、核をさんざん撃ちまくったりしたものの最後には力尽きた模様。後で聞いたところによると、BUG(仮名)は3箇所に援軍を出す八面六臂な活躍だったらしい。我が弟子ながら恐ろしい奴に育ったものである。完敗。

 2回目の8人戦は、今度はBUG(仮名)チームにドラフト1位指名されるが、右翼前衛でkuwagata(仮名)のアステカをMMX(仮名)と共に攻めたてたものの、敵後衛の援軍であっさり蹴散らされて、そのまま反攻を受けて後退。またあっさり滅亡してチームを敗北に導く。とんだドラフト1位である。昔どうやって勝ってたんだっけな。


2005年3月30日 水曜日

 デモ消化再開。ポートロイヤル2(Win)日本語体験版。どっかでやったことあるような、最近よく見るつくりの大航海もの。貿易が中心らしいが、あまりにちまちまとしてて全然やる気湧かない。そういう意味では、大航海時代Online(Win)はこの辺に比べるとよく出来てた。決して嫌いなジャンルじゃないんだが、もうちょっとダイナミックな作品が出ないものかのう。というわけでボツ。しかも途中でフリーズしたし。

 結局Windowsで面白いゲームがないので、やってるのはサンクトペテルスブルグ(ボード)のWin版だったり、こないだ購入した逆転裁判(GBA)だったり。通勤時間の暇潰しに買ったはずなんだが、逆転裁判がなかなかよくできてるので、ついつい先に進めたくなる。システム的には単なる選択式アドベンチャーゲームなのだが、法廷という特殊な背景を上手く活用してるのと、と小粋なジョークが満載でちょっとくすぐられる。台詞回しもどんな選択をしても不自然なところがないようにしてあるし、同じセリフの場合は大抵早回しできるので、詰まった場合でもうんざりすることも少ない。傑作とまでは言えないかもしれないが、きっちりと作ってある良作である。最近きっちりと作ってあるゲーム少ないから、これだけでも高評価だけど。


2005年3月31日 木曜日

 帰りが遅くてRoN(Win)は面子がいない。Windowsでやることがないので、逆転裁判(GBA)を一気にクリアーする。エンディングの1画面で笑わされた。実によくできてる。これだけの良作を出すカプコンの株価がさえないのはどういったわけか。もう過去の作品だからか。




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